成人の日(14日)の午後8時半頃に自宅でケア
していた母が眠ったまま愛用のイスに座り人生を
終える。
2日前に自分から風呂に入ると云い、私の介助で
入浴。
「気持がよい。これで具合の悪いところも直る」
と御機嫌で洗顔も入念にした。
便秘気味もその前に快便。
その後はイスに座り、うつらうつら。
最後の1日は氷を口に含むだけ。
また4日前には賛美歌を大声で歌う声が聴こえ、
聖書のあるフレーズも唱える。
見事な最後でした。
今もベッドで寝顔を見ると寝ているが如く。
毎月通った東京:銀座教会の長山牧師さんが来ら
れ別れの礼拝をする。
昨日はランチ友達の方々が別れに来られた。
介護保険は申請を12月に出して審査に25日に
来られたが判定が出る前の死。
国・自治体の負担もかけない。偉いものだ!
18日(金)午後7時前夜祭
19日(土)午前10時半から告別式
家族葬で我が家の側の『湘和会堂』
2階のエレバーターの停まらない小さな部屋。
天気も良さそうで、最後まで母は恵まれた。
あと10日で92歳・・・まさかの突然の死でした。
友人は「え~!ちょっと前に歩いて行かれるのを見
かけたのに」と驚いていた。
本当に驚いているのは私と家族です。
風邪が酷い私は昨日から38度以上の熱が出る。
「あんたは弱いんだから!」という母の声が聴こえる。
今日は阪神大震災から13年目。
この直後に父を失い、地震を想うと両親を想う私です。
「寝室には物をおかないこと」が一番の防災。
画像:母と娘と私(2002年私の誕生日)