トトのしっぽさん
こんばんは。
そうですか。診断されましたか。
我々も安心した訳でもありません(よく判らない)が可能性が低い危機に大金をかけて対策を取る気のもならず、達観することにしています。
ただ我々が逝ったあと、子供達の誰かが後に住みたい…なんて言い出すと心配になりますが…。
近いうちに東海地震に見舞われるとされていた静岡に引っ越して35年。 一向に気配がない間に、1952年十勝沖地震 1993年北海道南西沖地震 1995年阪神・淡路大震災、2011年北関東大震災などに先を越されてしまいました。もう東海地震は諦めて南海トラフ大地震に方向転換したようですね。 我が家も築後31年。 2009年の静岡沖地震は、我が市では震度5弱(家から境界まで1kmもない隣の焼津市は震度6弱)だったそうで、ビックリして目が覚めて布団の中で身をひそめましが、被害は玄関のガラスの花瓶が床に落ちて割れただけでした。しかし会社(震度6弱)の横の東名高速は路肩が崩れ落ちて5日ほど上り線が通交止めになりました。復旧工事は何か月もかかったように記憶します。 わが家の近くの焼津市でも屋根瓦が落ちちゃった家も結構あったようです。 わが家の収入源も年金のみとなったので、家がへちゃげると大変だ…と云うわけで耐震性の確認をしたくなりました。 市からは以前から耐震診断のお奨めの案内はよく来ていました。窓などのない壁の平面上の長さの1階の合計の、建坪に対する割合で耐震性を判断する方法(かすがいの有無、基礎の鉄筋の有無、地盤などで係数が変わる)が、対象は和式建築のみで、プレハブ住宅に適用できない…とのこと。ブウブウいいながら放置していましたが、やっと御神輿を挙げることにしました。 診断は我が家のメーカーに依頼。 【結果】 国土交通省住宅局監修の「木造住宅耐震診断と補強方法」による。 建物本体の評点は1.15 震度6での評価だそうです。 その数値の意味は 1.5以上は倒壊しない。 1.0以上は一応倒壊しない。 0.7以上は倒壊する可能性がある 0.7未満は倒壊する可能性が高い。 わが家は一応倒壊しない…に入っていますが、何か奥歯にものが挟まったような言い方。 「一応」をどう見ればいいのか。そこでネット調査。 昭和56年6月以降の建築で「倒壊しない」と「一応倒壊しない」が注文住宅で24%、分譲住宅では31% 、昭和56年5月以前のものではそれぞれ5%と3%。 http://www.mokutaikyo.com/data/200701/200701-5.pdf ![]() http://www.mokutaikyo.com/data/201201/201201-2.pdf ![]() ちなみに我が家は昭和56年6月に建てた木質プレハブです。メーカーの設計規格よりもいくつか窓を増やしたので強度がやや低下したのかも。メーカーは問題ない範囲…と云っていたが…。 耐震工事の補助金は、改造結果が「一応倒壊しない」に入るなら貰えるらしいので、わが家も一応は安心していいのかしら。 【我が家の推定震度】 ◎ 2003年の防災会議の資料では 震度 6弱 ◎ 2012.03内閣府報告では震度6強 (強度波形4ケース経験の重ね合わせ) http://www.bousai.go.jp/jishin/chubou/taisaku_nanka…gh/1/4.pdf ![]() いずれも地図から推定 ◎2012.07の推定では震度6強 (地図から大ざっぱな読み取り) http://bousaiblog.blog135.fc2.com/blog-entry-185.html ![]() ◎今年8月29日発表の政府のデータでは我が藤枝市(市内の分布地図なし)は最大震度7。 わが家は海から離れているから市内の最大値にはならんだろう…と云えるかどうか。震度7では一応倒壊しない…とはいえないでしょうね。 【私の評価】 明日来てもおかしくない(おかしいよ、南海、東南海はいざ知らず、少なくとも予知のためのセンサーが沢山設けてある東海地震部分においては予知できる筈)と云われている南海トラフ巨大地震、1000年に1回くらいの確率らしいし、震度も各種可能性のなかで最大のものを挙げてあるそうだし、我が老夫婦が生きている間に震度7の地震は来っこない…とは云えると思われ、心配しない方がいいかも知れませんね。 阪神・淡路大震災で神戸のかなりの部分で震度7だったそうだが、プレハブ住宅はほとんど大丈夫だったとか。取りあえずメーカーが薦めに来ない限り耐震補強は考えないでおこう。 |