昨夜NHK「プロフェッショナル・仕事の流儀」で、「イチロー4000本への道」と題して 独占インタービューの放送がありました。 屈辱をバネにして進化し続けるすさまじいばかりのイチローの苦闘の原点が見えて 興味深い放送だった。 ・8月に日米通算4000本安打を達成、試合後の会見では「4000本のヒットを打つには、 僕の数字で言うと8000回以上は悔しい思いをしている。それと常に自分なりに向き 合ってきたこと。誇れるとすればそこかな。」 ・日米通算4000本安打を達成した10日後に味わった「屈辱」について告白した内容は 驚くべき内容であった。 4000本達成の10日後、9対1の勝ち試合の終盤、すでにレギュラー選手は引っ込んで いた状況で、新人選手の後イチローは代打に出される。 「正直屈辱でした。このことっていうのは、僕の中で一生忘れない。忘れては いけないこと。悔しかった。」 そして次の瞬間思う。「このことって必ず将来を支えることになる。この経験が 自分を進化させる。」と。 そして40歳を迎えた今、なお進化し続ける。 ・遥かな理想に届くのに近道はない。 ・苦しみはまだ足りない。この気持ちがある限り進化出来る。 ・失敗と屈辱を体に刻みつけること。 ・もう歳だからとは言わない。それを言うと終わる。年齢と向き合い歳をとる ことでの「風味」を楽しめればと思っている。それも進化である。 そして今も18歳の時と寸分たがわぬルーチンで入念に準備を整えている。 *再放送 : NHK総合 12月19日(木)夜0:55~(20日の早朝) |