コッチさん
難しい問題ですね。特にビールを飲んだ後の脳では、コッチさんの日記の理解さえ覚束ない。
父親は公務員で大した収入も無かったでしょうから、私の頭もこの程度と妙に納得。
ただ自分の子や孫を見る限り、サンプル数不足ながら、‘世帯の収入と子供の脳の構造’を短絡させ難いのは確かです。
子供の脳の構造には親の教育よりも世帯の収入の方が大きく影響するそうです。親の責任は重大ですね。しっかり稼いで貰わなくては。 低収入の方が影響が大きいそうですから、ある程度余裕のあるお茶っ人の皆さんは頑張って収入を増やしてもほとんど影響しないかも知れません。(もう孫のいる人には関係のない話ですね。) ただし、脳の構造が具体的に子供の将来にどう影響するかはまだ明確ではなさそうです。それ以外の要員の要因もある筈ですから。東大の合格率は世帯収入と関係することが前から取りざたされていますが、それに脳の構造がどの程度関連するのかどうかは、影響する可能性がある…と云える程度でしかなさそう。 http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/9824 ![]() http://www.nature.com/neuro/journal/vaop/ncurrent/f….3983.html ![]() ……………… 世帯収入が脳の構造に関係するかもしれないとの研究報告が、今週のオンライン版に掲載される。研究では、こうした関連性が低収入世帯の子どもたちの間で最も顕著にみられることが発見された。 社会経済的な地位は認知発達に関連しているが、それが背景をなす脳構造にどのように影響し得るのかは明らかではない。Kimberly Noble、Elizabeth Sowellほかの研究者は、脳構造、世帯収入、親の教育、これらの関係を、3歳から20歳までの典型的に成長している子供や青年1000人を対象に調べた。 Nobleらは祖先から受け継いだ潜在的な脳構造の違いを被験者からDNA試料を集めて調整した。その結果、親の教育と世帯収入両者の増加は、原語や執行機能に関わる脳の表面領域の増加と関連することが分かった。ただし、世帯収入は親の教育よりも強く脳表面領域との正の相関を示すようであった。脳表面領域はまた、作業記憶や執行機能の試験における子供の成績と世帯収入との関連についても部分的に説明するようであった。 これらの発見は社会経済的地位、脳表面領域、そして認知作業の成績の間の関連を示唆しているが、これら要因が互いに影響を及ぼす仕組みについては明らかにされていない。ただし、今回の結果は子どもの社会経済的環境が認知あるいは脳の発達を不変の道筋へと導くことを意味するものではない。 . |