今日、音楽映画好きのT社OBの方の企画にお招き頂き、素晴らしい映画を見せて頂いた。 「エルプフィルハーモニー・ハンブルグ=ハンブルグが世界に誇る新ランドマーク」というタイトルで2017年ドイツ制作(NHK放映) 第1部はコンサートホール完成までのドキュメンタリー、第2部は今年1月のオープニング演奏会(エルプフィルハーモニー管弦楽団・指揮トマス・ヘンゲルブロック、主要演目;ワーグナー、リーム、ベートーベン交響曲第9番合唱付) このコンサートホールは斜陽のハンブルグ港湾地区の再生に一人の建築家が市民の為の施設を提案したことに始まり、ハンブルグ市民、ドイツ国民、市長、行政当局、建築家、演奏家、音響家を揺り動かし10数年の紆余曲折、資金難、計画頓挫を乗り越えて2017年に開場にこぎつけた感動の物語でした。 音響設計を担当した豊田泰久氏の存在が困難を乗り越えた要因とも言われた。 オープニング演奏会に先立つ2ヶ月前、初めての音合せに集まった演奏家達の多くは、その音の素晴らしさに感涙したという。 このコンサートホールは先のG20の主要会場にもなり脚光を浴びました。 |