義母の初盆で6年ぶりに珠数回しに加えて頂した。寺の本堂に20名ほどが輪になり、中央にお坊さん2人の読経で始まり、その後、珠数回しに移る。この1年の間に亡くなられた檀家6家族の幼児から大人までが円座で大きな珠数を順送りして房のある個所で各人額につけ、故人を偲ぶお盆の行事です。私の子供の頃の記憶にない行事ですが義父の初盆で初めて知った行事です。4月に96歳で亡くなった義母との出会い、感謝、思い出が交錯します。珠数回しが終了すると近くの盆踊り会場へ移動、ここでも和尚さんの読経で「ハモハ踊り」が始まる。京都市の無形文化財指定で伝統ある踊りで念仏踊り、盆踊りそのもの。踊りは苦手で外から見守る私、義兄は踊り大好きで孫と輪の中に。あと「てつせん踊り」「江州音頭」と進み昔の盆踊りを思い出す。寺の庭から大文字が見えるが今年は「ハモハ踊り」が優先。夜空の星がことほか美しく感じた。
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