携帯電話に関する雑感 みなさま、お早うございます。 これまでにも、少しずつ投稿してきたかもしれませんが、視覚障害者、とりわけ、全く目が見えない視覚障碍者のかなりのみなさまが、今も、スマートホンではなく、ドコモのらくらくホンシリーズやauの簡単携帯等の、音声読み上げ機能が搭載されている、従来型の携帯電話(フィーチャーホン・いわゆるガラケー)を利用なさっているものと思われます。 そうした現状を踏まえて、以下の文書をお読みくだされば幸いです。 先ほど、ntt docomoの、らくらくホンの製品ページ、 ドコモ らくらくホン https://www.nttdocomo.co.jp/product/easy_phone/ を久しぶりにちらっと覗いてみました。 すると、確か数か月前までは製品一覧にあったかと思しき、らくらくホンベーシック4・F-01gが、製品一覧からなくなっていました。 ということは、製造はもとより、ついに販売も終了してしまったということなのでしょうか? 昨年2016年に、docomoが、従来のフィーチャーホン(いわゆるガラケー)の製造・販売の終了を発表した折には、当面らくらくホンベーシック4に関しては、引き続き製造・販売を継続するとアナウンスされていたと記憶していますが、ついにらくらくホンベーシックも含めて、いわゆるガラケーの販売が終了してしまったということなのかもしれませんね。 ということで、「現時点(2017年9月22日現在)で購入できる、視覚障害者が音声読み上げ機能のみを頼りに使うことができる、スマホ以外の携帯電話は、docomoのらくらくホンf-02jと、auの、かんたんケータイ kyf36 https://www.au.com/mobile/product/featurephone/kyf36/ (その一つ前の機種のkyf32も販売中の模様)の二つの機種のみということに、なってしまった模様ですね。 ラクラクホンシリーズのf-02j、簡単携帯kyf36ともに、web sightや漢字変換時の説明等も含めて、音声読み上げさせることが可能ですが、かつてのらくらくホン7や簡単携帯k012等のように、音声読み上げ機能のみを頼りに手軽に使えて、しかも案外様々なことができるか、と言えば、かならずしもそうとは言えないのが、現状化もしれません。 従来のfomaらくらくホンや簡単携帯が、おそらく現状では、ネット上も含めた、中古携帯電話の販売店等でしか、購入できなくなってしまった今日、スマホが使えない、あるいは使いたくない、視覚障害を持つ携帯電話ユーザーにとっては、ますます選択肢が少なくなる、厳しい状況が、今しばらくは続いてしまうのかもしれませんね。 スマホ中心に販売や通信サービスが展開されるという、携帯電話の世界の大勢は、当面ほぼ変化しないのでしょうけれど、障害を持たない多くの人たちも含めて、まだまだガラケーユーザーはたくさんいらっしゃるわけですし、いずれにしても、携帯電話の世界の動向を注視してはいきたいものです。 fomaらくらくホンをはじめとする、ガラケーの販売終了や、foma・iモード・ezweb等の、いわゆるガラケー向けのサービス縮小に関しては、みなさま、様々な思いや感想をお持ちかと推察いたします。 下記のコメント欄に、感想やご意見など、ご自由に投稿してくださればありがたく幸いです。 |