(日テレNEWS24 - 02月26日 19:45) 横浜市の「新横浜プリンスホテル」が去年、ウソの消費期限をつけてクリスマスケーキを販売していたことがわかった。 プリンスホテルによると、去年のクリスマスに新横浜プリンスホテルがイチゴのショートケーキなど1288個の消費期限を通常よりも1日長く表示して販売した。消費期限の偽装は、06年から毎年行われていたという。また、去年12月には担当の製菓部長が消費期限シールの張り替えを部下に指示し、47個を販売した。 このケーキは「京急百貨店」などでも販売されており、プリンスホテルは返金を行っている。 ………………… (2010年02月27日12:58 mixiに書いた日記) プリンスホテルでは賞味期限を製造日を含めて2日としていたそうだ。製造環境を見ていないので断定的なことは云えないが、清潔な雰囲気で製造され、砂糖がタップリ入った生菓子が2日しか持たない筈はないと思われる。 賞味期限を適正な期間にすると、防腐剤が入っていると勘ぐる消費者がいるそうで、もっと短い消費期限を付けろ…と販売店からクレームが殺到すると聞きました。 斯くして消費期限は不必要に短く設定され、消費期限が来ると販売店はこれ見よがしに廃棄して、自分の店は安全に注意を払って居るように見せかける。 このような現象により、食料自給率が40%を切る日本において、食料の30%近くが廃棄されているとのこと。全部喰えば自給率は60%になるのに。 おかげで貿易黒字は低下し、バーチャル水の輸入も増える。 消費期限切れを理由にした食料の廃棄に罰金を科する…などと云うとブーイングが来そうなので、廃棄率を数%以内とした店には奨励金を出してもいいと思われる。そうすれば消費期限を安全な範囲でできるだけ長く伸ばそうとするだろうし、安全を確認して上での期限切れ食品の特売なども一般的になると思われる。 生チーズなど、私は記載された消費期限を過ぎてからしか食べない(その方が旨い)し、ヨーグルトなども1週間オーバーでも食べている(孫には喰わせない)。大腸菌なんて少々増えても無害な菌がほとんどであり、味に深みが出てくるように私は思う。 勿論行きすぎると後で苦しむことにはなりますが…。 ………………… ○○○○○○○○ 2010年02月27日 21:56 コッチさん こんばんは 今は 食の安全・安心が 錦の御旗ですから それに反するような販売方法は 消費者団体から嫌われます。 大丈夫でもそれなりの 見えない縛りがあるように 思われます。 普段は大丈夫ですが 万が一の不祥事の事故が 起こったときが問題になります。 延ばしたいけれど 延ばせない いろんな思いがあるのでしょうねぇ ……………… コッチ 2010年02月28日 00:52 ○○○○○○○○○さん こんばんは 食の安全は重要であり、消費者を危険に曝す行為はやってはいけません。 私に判らないのは横浜プリンスホテルが消費者を危険にさらしたのかどうか…ということです。 どんな場合でも消費者の身体に悪影響を与える可能性がゼロということはあり得ません。如何に消毒し、密封保管しようと、危険確率が限りなく小さくなるだけでゼロのはなり得ない。確率を小さくする程、味が低下し、コストが跳ね上がります。 したがって販売価格に見合う程度まで危険率を高くするのが一般的です。 どの程度まで危険率を高く設定するか、安全係数をどの位にとるか…の計算方法はもう確立しています。 日本の消費者は神経質ですから、悪い評判が立つと営業上問題になりますから(私は問題にする気はありませんが)、横浜プリンスホテルは問題も起こしていないのにお金を返す…など、私には無意味と思われることもやらざるを得ないのかも知れません。 小メーカーが日々細菌検査などやる訳には行きませんから、決めた消費期限はいいかげんなものです。行政が食品と製造環境に応じた基準を作るべきだ…と私は思っていますが、厚労省、農水省、地方行政で統一的にやろうとはしないようです。 ………………… お茶っ人での追記 新横浜プリンスホテルが消費者を危険に曝したのかどうかは、ケーキ製造後の日々の有害細菌の増加傾向のデータを見ないとなんとも云えません。私の推定では適正期限は4日位で、2日という期限が怪しい。元々偽装されていた期限を少し延ばして、適正日に近づけただけではなかろうかと思っています。 わざわざ消費期限の記載を義務づけた以上、消費期限の定義を明確にして、勝手に短縮(勿論延長も)できないようにすることが行政の責任だと考えます。 |