面白そうですね。
図書館に検索かけてみましたが、今のとこ無いようでした。
魅力的な講義様子でした。
八月半ばのことである。夜(朝?)2時頃、風呂に入った後、寝る前に浴室を乾かす間にTVを付けると(これは悪い習慣、面白い映画などをやっていると就寝前に外が明るくなってしまう。)、にやけてはいるが目の澄んだ物わかりのよさそうなオッサンが功利主義について英語の講演の最中。彼は聴衆に質問をし、何人かに答えさせ、その答えから彼が言いたいことに話しを誘導していくのだが、回答者に名前を聞き、後でその名前を引用したりその人に呼びかけたりする。講演巧者だ。(私がスイッチを切れない位めり込むのだから勿論吹き替え付き) 同じパターンが3夜ほど続き、毎日寝不足になった。いつも最後の方を見るだけで終わった。調べたらマイケル・サンデル教授のハーバード大学の名講義なのだそうで、NHKが12レクチャーを4日かけて放送したが、大好評でお盆のころに再放送したのだそうな。 TVよりは本!と云うわけで調べたら、「これからの正義の話しをしよう」との標題で早川書房から出ている。早速アマゾンで購入。 目下ズッポリ嵌っています。多くの人の思想が出てくるのですが、後の方では人の名前だけが引用されるので、誰がどの思想を持っていたのか覚えていないと、そ度に前のページを探す必要があり、時間が掛かる。何度か繰り替えして読むことになりそうです。 8月26日に東大でも講演がありました。編集後に2度程放映されています。録画はしましたが、あまり意味無し。若い聴講者の英語が堪能であることには感心しました。 12 LectureのDVDも年末には発売されるそうだが、英語の勉強も兼ねるのでなければ本の方がいいでしょうね。 http://www.youtube.com/watch?v=fajlZMdPkKE ![]() |