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2011年02月15日(火) 
   良い言葉ですね。Wedge 2010.12月号にあった 比嘉昇氏のコラムの標題です。(私の日記はいつも古い情報源によるテーマが多いようで…)

   愛情をもって子供を育てれば、子供も愛情を持って次ぎの子供を育てるし、周囲にも愛情を注ぐ…ということです。この連鎖が何処かで切れたか、だれかが愛情のはき違いをしたかで、子供への虐待を起こしたり、親の行方・生死も不明のままで平気でいたり、モンスターペアレントになったりするのだ…と云うわけです。

   要するに一代の問題ではない…ということでしょうね。今の親の親に問題がある。

   「愛情とは、子どもを決して私物化せず、子どもたちが求めていることに対して、時には突っぱね、時には受容するといった問答を繰り返しながら、さまざまな経験を積ませ、大人への階段を上るためにサポートしてやることだ。」

   終戦で当時の多くの教育者は教育方針を失いました、勿論いい先生もおられましたが。

   道徳、愛国心、親孝行、忠義、国旗、教育勅語、体罰…などが否定されました。それぞれの中身を検討し、少し方向転換をすればよかったのに。否定したことが失敗だったと私は思っています。

   教育方針を失った教育者(親を含む)が二代続いて今のような問題が出て来た…とも考えられます。

   私の子供達は学校に怒鳴り込んだりしている気配はないし、孫達もよく育っている。親として我が夫婦には特に大きな問題はなかったものと見える。勉強をあまり強制しなかったので、卒業校のレベルはもう一つだったが、それはさほど重要ではない…。

   同じことは家族の上下方向のみではなく、周囲への横方向にも云えることだと思います。阪神大震災以来、何かとボランティア活動が増えてきたことは嬉しい。バトンタッチが行われているのでしょうね。

    16日午後から数日間留守にしますので、コメントヘのお返事は多分遅くなります。

閲覧数1,409 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2011/02/15 23:54
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2011/02/20 14:19
    コッチさん、ご無沙汰しています。
    私のような団塊世代は戦前、戦中の旧体制下での価値観は全て否定された中で育てられたのですが特に教育の場ではそれに代わるべきアイデンティーもなにも無く育てられたのではないかと思います。
    自信の無いその世代が育てた子供たちが大人になりさらに孫世代に伝えられるのですが・・・。
    何でも聞きいれ、何でも好きなようにさせ、道理も思いやりも学習から学んで身に付けるしかないような教育ではなかったかと。
    悪いこと、良いこと、は理屈でなく決まりごととして教えるべきではないかと思うのです。
    善も悪も愛情も学習できないまま育つ者もいるのですから。



    次項有
  • 2011/02/22 01:07
    鉛筆コッチさん
    エゴコロさん

    私は国民学校5年生で終戦を迎え、新制中学の1期生でした。したがって初等教育は敗戦以前、すなわち教員の自信喪失以前に受けています。

    小学校卒業時は中学校の態勢がまだ出来ておらず、何か月か遅れて、高等女学校と小学校に別れた間借りでスタート。教員も校長と数人しかいませんでした。1年程経って20人ほどになりましたが、なかには大学浪人もいました。(受験に失敗して先生だからレベルが低い…という印象はありませんでしたし、今でもお付き合いは続いています)

    体操の先生が憲法を担当したり、理科の先生が職業を教えたり…などの専門外の人が教科を担当し、私達は教科としてはいい教育は受けていなかった…と思っています。

    しかし、体罰は少し残っており、抑える所はきっちりと抑える先生に比べて、気が弱くて体罰をやることが出きない先生を不甲斐ない思いで生徒である私は見ていました。

    理屈が判らないか、また理屈よりは欲望を優先させる子供に対する、愛情を持って行う体罰は教育上必須だと思っています。

    強烈なスパルタ教育で死者まで出したヨットスクールがありましたが、度が過ぎたものは兎も角として或る程度はスパルタ方式も必要なのではないでしょうか。

    それに変わる新しい教育手段が編み出された…という話しも聞きません。多くの教育委員会は体罰を禁止しているようですが、今その成果が出て来た…と思っています。

    左に偏向し、愛国心の欠如した教員組合に体罰を実施させる訳にはいかない…という事情も有ったのかしら…と思ったりもしますが…。


    次項有
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