原子力が嫌な左翼はろうそくで暮らせ
VS
東京のど真ん中に原発を持って行け
はああ
感情的にはなりたくないものです。
私はもう原発は推進してほしくありません。「想定」をどこまで上げるか…きりがない。
原発を安全にするコストより自然エネルギー開発にコストをかけてほしい。
過渡期の我慢は仕方ないと思います。
まだ名前もない数センチの孫の未来のためにも。
私はクーラーの使えない夏なんて御免です。若い頃は平気でしたが、今はもうダメ。したがって、日本の総発電量を下げることはやめてほしい。全ての装置の効率が上がって、発電量を下げても機能低下がないのなら勿論OKですが。 原発なしで行けるか? 私は無理だろうと推測しています。火力発電は中止してほしい。有用な化学材料として子孫に残しておいておいてほしい。現在、原油の用途で化学原料用途は精々20%程度の模様。80%が燃料とは勿体ない。1回使用で温暖化ガスにしてしまう訳だ。化石燃料をいきなり熱源とはせずに、プラスチックなど使用済みの化学製品を回収したものを直接もしくは変質させて使用すれば二倍の効用が得られるのに。…と云っても使用量が20%減るだけか。石油からの化学製品だけではなく、材木や紙など再生可能原料の製品も燃料に出来ないかしら。 やはり車も含めて、化石燃料をエネルギー源に使うこともできるだけ早く止めて欲しい。もっとも1充電で150キロしか走れない電気自動車なんて車としては未完成だとおもいますが… 太陽光発電はまだ高コストのようだし、太陽電池製造段階がエコなのかどうか、あまりデータが見られない。風力発電も日本では未だ高コスト。 当分は原子力発電に頼らざるを得ない推測します。しかし、今回のような事故を二度と起こしてはならない。想定外です…なんて無意味なことは云わないで欲しい。想定能力の欠如を自白しているに過ぎない。要するに無能。 1000年前の貞観地震の再来を警告した人もいたようだが、関係者はそれに対処しなかった。 電力会社や核反応容器メーカーはコスト重視のために、安全性を軽視す傾向を有するのは当然の成り行きだろう。それに対するお目付役として、圧力容器メーカー毎の長短所や圧力容器の設計にありやすい手抜きなどについて熟知し、メーカーの設計指導や電力会社購入時の指導する組織が必要だ。デザインレビューにも参画するべきだ。どこが担当するのか。原子力安全・保安院、原子力安全委員会か原子力委員会だろう。いづれもメーカーや電力会社と癒着したら厳罰ものだ。 現在原子力安全・保安院としてTVでよく顔出している西山審議官はハーバード大学出身の法学修士の大臣官房審議官(通商政策局担当)であり、3月11日の地震の後に急遽スポークスマンになったようだから、東電の書いたメモを読むだけの様子にしか見えないのは仕方ないですね。原子力安全・保安院の能力をそれで評価していいのかどうかは判りませんが。もう一ヶ月たったから少し馴れてきた気配。 技術集団の原子力安全委員会が技術的指導に当たるべきか。 原子力の専門家の大前研一氏(http://www.youtube.com/watch?v=8GqwgVy9iN0 ![]() ![]() 原発反対の元日立の技師の田中三彦氏や元東芝の技師の後藤政志氏(http://www.ustream.tv/recorded/13773062 ![]() また原発を襲う自然の脅威をどこまで想定するか、地球学者等々の中でも危険サイドの主張する少数派の人たちの意見をよく聞くべきだろう。 今回の原因を論じるのはまだ早すぎるのかも知れないが、私は振動よりも津波だろうと推測。津波で外部電源が停止し、非常用電源を動かすディーゼルも津波でやられために冷却が不能となった…と聞く。そこにも振動や耐用年数の問題が絡んでいるのかも知れないが。ジーゼルも動かないことが判った時に過熱の予想ができた筈で、当日に外部冷却が始められていたら水素漏れによる水素爆発も起こらず、放射性物質の飛散も微量ですんだのでは? (ヘリで冷却水投下を始めたのは6日後)。 圧力抜きの弁が動かなかったのは、振動が原因?日常管理に抜かりがあった所為? マニュアル通りの運転しかできない東電の技術力ではそのような想定ができない…と予想される。現在は技術の本質が軽視され、マニュアル信奉の時代となってしまった。 今回の津波も駆け上がれる坂のある場所では38メートルあったとのニュース。精々10メートルまでの想定とは! 女川原発は敷地の高さが15メートルあったので、助かった…とか。 少なくとも1000年に1度の脅威の想定ではダメであることははっきりした。5000年の一度の災害に対処するか何万年に1度の災害に対処するか、よく検討すべきだ。日本沈没に耐える必要性があるのか、そこまでは不要とは思うが、議論が必要だろう。 安全性を大きくとれば、当然に発電コストは高くなる。そ時点において、太陽光、風力その他と比較し、選択することになる。 さーて原発の将来はどうなる? |