複雑ですよね・・・あちらをたてればこちらがたたず、そして国自体が弱体化するという。
ばらまきは、そろそろどうかと思いますね。
赤字大国日本! 総額でも対GDP比でも(ギリシャ、イタリア、アイスランドなどよりも遙に大きい)。まだ増えていく気配故、増税しないとニッチもサッチも行かないことは明白。 http://www.oecdtokyo.org/pub/statistics_japan.html ![]() の経済1.政府債務残高(対GDP比)2012年の見通しの欄参照 http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/007.htm ![]() http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_countries_by_p…ublic_debt ![]() 幸い国外では買われていないために海外への負債には殆どなっていないので、円は暴落してはいないが… 従って国際の返済を一部チャラ(デフォルト)にしても対外的には問題なし、評判は落ちるだろうが。国際を持っている日本国民がソンするだけで、増税して返済するのも格別変わらない。我が家では日本国債は売っぱらったので、デフォルトの直接影響はないが、返済のための増税は当然に影響を受ける。 円の信用を落とさないためにはチャラにするよりは増税してそれで返済した方がいいでしょうね。 税の前に国家財政の倹約を…なんて一見正論だが、今の政治家に出来るかどうか、それを待っていては間に合わないだろうと推測する。倹約の前に国が潰れてしまう。 またどの予算項目をこれこれだけ倹約してからにしろ!との提案があればまだしも、それのない倹約要請はいつまで経ってももう税率アップしてもいいよ…と言い出すとは思えず、増税に対する際限のない永遠の妨害。 マニフェスト? 政権交代の選挙の時にそれを検討した人はどの位いたのだろう。多くは自民党に愛想を尽かして民主党に1票を入れたのだったと記憶する。 私もマニフェストをダウンロードし、プリントして読もうとしたが、項目が多すぎ、内容も玉石混合、結構だ…と思われるもの、これは困る…と思うもの、両方があり決められない。 大勢は民主党勝利がはっきりしていたから、民主党には入れなかった。(何処に入れたか忘れた) 確かにマニフェストはお約束ではあるが、選挙に勝ったらマニフェストが全部支持された…と思ったら大間違いだ。もう当時とは状況が変わったのに政策を変えない…のでは弾力性に欠けた政策と云うべき。 国民に痛みを強いることが出来ない政府もしくは政党って単なるご用聞きか国民のご機嫌取り。国民が嫌がっているとしてやるべき事をやらないのは、国民のための政治をやる政党とはいいがたいね。 ボヤキを終えてさて本論 可及的すみやかに増税するべきだろうが、それを福祉用資金としてばらまく費用にすぐに使用するようなことはしないでほしい。 支払い資金の赤字補填に使うなら、平均年齢が上がってきたらまた赤字になることは目に見えている。見通しでは現役1人が老人1人を支えるのがそうだ。そうなることを防ぐような投資がほしい。健康保険が赤字にならぬよう、国民年金・厚生年金は掛け金と支払金とのバランスがとれるような仕組み作りにこそ投資するべきだ。 国民年金・厚生年金や健康保険への補助、子育て補助、生活補助などのバラマキ政策をなくせる仕組みが重要。 病気予防のための設備や運動・検査機器への投資により医療費を減すこと、高齢になっても働ける社会システムを作り、高齢になっても年金受けとり側ではなく掛け金支払い側にいることができるような投資に使って欲しい。 子供を持つ夫婦の両方ともが何の気兼ねなしに仕事に励んで自分のキャリアーを伸ばす事が出来るシステムを作ることにより、経済的考慮なしに安心して希望する数の子供を産むことができるようにすることによって少子高齢化を防ぐ対策への投資がほしい。 それらへの方向付けが目に見えてきたら、年金支給額の一時的減額、医療費負担割合の一時的な増加も我慢できる。 併せて云えば、零細農家への補助金や休耕田への補助金も日本の農業の弱体化を加速する無意味なバラマキ政策。止めて欲しいね。 |