書き込み数は4件です。 | ◀▶ |
冷戦、ベルリンの壁構築は、今や20世紀の過去の出来事となりつつあるが、歴史の中で、思わぬ人間味あふれる闘争があった、という事実を知ることが出来る。 自画像を淡々と描くソ連側のスパイ描写は、ここまで冷静に自己を見つめられることがスパイの理想、ということを示唆すると同時に、スパイと言っても、やはり一人の人間であり、何より人間的な魅力があってこそ、兵器も何も使わない、人間同士のやり取りが生まれる、というわけか。 強固かつ人情味あふれる人間であるが故に、スパイ交換の交渉もスムースに行くかと思えば、ここにベルリンの壁を隔てて取り残され … [続きを読む] |
今日も宇治橋通りは人通りは少なかったものの、会場はほぼ満員の盛況。 レギュラーの演奏のほか、ゲストは腹話術のパフォーマンスで笑いもあり、終始和やかな雰囲気。 肝心の自分の演奏は、今日は何故かセブギターの響きがあまり良くなく、やや演奏しにくかった感じ。 やはり事前に音出しで確認しておく必要もありそう。 他の演奏者からも少し音に関する指摘があり、またPAの専門家のアドバイスも得たほうが良いかもしれない。 当日の様子を何枚かの写真でまとめてみました。 |
だいぶ前にこの本を読んだときは、タイトルから何か猟奇的な事件に関するものかと思って読んだものの、内容は全く違っていたので少し拍子抜けしたのを覚えている。 今思い返せば、戦時中の官憲の横暴さに真っ向から立ち向かった弁護士の記録だったということを良く知るべきだった。 小林桂樹主演で映画にもなったそうだが、DVDは出てないのかな? 確か、かなり昔にたまたまテレビで映画の一部を紹介していて、寒風吹きすさぶ中、墓を掘り起こし、首を切り落としてバケツに入れるシーンを見てすごく衝撃を受けたものだった。 ここまでして警官の暴行を立証しよ … [続きを読む] |
たまたま、同じ時期に公開された映画「ミケランジェロ・プロジェクト」同様、戦時中にナチスドイツに略奪された名画を取り戻す、という内容のドラマだが、アメリカ的娯楽アクションではなく、こちらは真面目なドラマであり、大戦中のユダヤ人虐殺にまつわる暗い過去を一旦は忘れようとしていた女性が、若い弁護士の情熱に励まされて又戦う姿勢を取り戻すという、人間味の溢れる内容で退屈さも感じさせない。 やはりヘレン・ミレンの風格ある演技が見もので、決して強い女性でもなく、現在は穏やかな生活が出来ているのに、暗い過去へ戻るべきか悩む姿が印象的。 この … [続きを読む] |
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