MIYUさん
「五感の質屋」は会社の同窓会総会での「般若心経に学ぶ人生の極意…心豊かな生き方」なる講演で引用されたものです。話しとしては本当は般若心経の方が有意義でした。本当にそうだよね!…と云う程度で心眼が開く…というものではありませんでしたが。全部で40分程でしたから「五感の質屋」はもっと端折った話しでした。
どうもネタは東京のゆうクリニックなる病院のブログである気配です。演者のお坊さんはネットで探されたのかしら。それとも病院の方が引用したのかしら。
私は宗教は冠婚葬祭の道具(?)としての意義はもう一つ感じられません。我々はもう現役ではないので、我々が逝っても葬式はやらないで置こうか…と夫婦で話し合っています。お経を上げて貰ってもチンプンカンプンで、内容の判らない死者が成仏できるとも思えない。戒名を戴いても、大枚を払わされるだけでどうって事はないだろう。院殿居士は格好がいいだけ。生前の名前で十分。そもそも成仏って本当にあるのかどうかも不明です。
仏教は人生に関するカウンセラーとしての存在意義はあるように思います。今回の「般若心経」(レジメの途中で時間が来てしまいましたが)でもそう感じました。
「般若心経」はやや処世術っぽいので、昔よんで感激した記憶のあるヘッセの「シッダールタ」をまた読んでみようかな。