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2013年05月17日(金) 


〈光島貴之個展「みる/さわるだけではわからない、かもしれない」〉のご案内



 ぼくも、24日のトークイベントと合わせて、じっくり鑑賞させていただこうと思っています。



 以下の文書は、転載・配布大歓迎とのことです。シェアなどもよろしくお願いします。

「みる/さわるだけではわからない、かもしれない」展は、バリアコンシャス

 「みつしま通信」2013/05/16



6月1日まで京都のVOICE GALLERYで個展を開催しています。

在廊予定は、

18日・土曜17時~

22日・水曜14時~

24日・金曜14時~

25日・土曜17時~

30日・木曜17時~

6月1日・土曜15時~



〈光島貴之個展「みる/さわるだけではわからない、かもしれない」〉



場所: VOICE GALLERY pfs/w

〒601-8005京都市南区東九条西岩本町10 オーシャンプリントビル/OAC1階

http://www.voicegallery.org/exhibition_event.php

最寄り駅:JR京都駅南口より徒歩5分

(アバンティの東南になります。竹田街道沿の東側に水道局があり、その南側の道を東に100メートル。北側)

電話

075-585-8458

ファクシミリ

075-585-8573



これまでカッティングシートやラインテープを用いた「触る」絵画を制作してきた作

家による、初の大掛かりなインスタレーションです。

見えること・触ることから、さらなる感覚の共有や錯綜を提示します。



※対談: 5月24日(金)17~19時 吉岡洋(京都大学大学院文学研究科)×光島貴之  入場無料、

予約不要



※展覧会前のプレ対談を下記にアップしています。

http://www.voicegallery.org/mirusawaru_1.pdf



※京都芸術センター制作支援事業



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



以下は、設営を終えてから、作品をさわりなおしてみて改めて考えたコメントです。



■「みる/さわるだけではわからない、かもしれない」展は、バリアコンシャス



 ずっと世の中に違和感を持ちながら歩んできた。原因の多くは、ぼくが見えないことにあるのかもしれないと

思っている。一方で、見えない世界のおもしろさも存在する。この2つの面を水増しすることも目減りすること

もなく普通に伝えるのは、思いの外難しい。これまで試みてきたカッティングシートとラインテープの方法は、

見える世界に近付く方法としては成功していたのかもしれないが、見える人の感覚を揺さぶることには繋がっていなかったようにも思う。今回のインスタレーションでは、見える人にもバリアを意識してもらうことを目的としている。後味が悪かったり、突き放されたり、思いがけず近付いたりの感覚が浮き出てくればといいなぁと思

う。



 点字と墨字のコメントは、かなり見づらいはずだ。墨字コメントでは、世の中で知らないうちにぼくが被害者になってしまうことを、点字コメントでは、公の場ではけっしてあらわにしない「見えない人の文化」の本音を

語ったつもりだ。ぼくが「見える人の文化」に近付こうとしてもけっして近づけない、あのもどかしい感覚だ。



 色のグラデーションを言葉で説明してもらってもなかなか理解できない。ぼくが苦手としている色のグラデーションを、触覚で感じてもらえるだろうか?



 街中でバイクの音に反応して偶然撮った写真は、「見える世界」と「見えない世界」を繋ぐはずの誘導ブロックによって、映像と触覚のテクスチャーに分割されている。いつも映像はぼくたちを不安に押し込めてしまうからだ。



 広がりを体感するための通路は、見えている状態で対物知覚を鋭敏にしてもらうためのバリアでもある。通路を通り抜けると、触覚と視覚がより敏感になっているかもしれない。



 *京都芸術センターの制作室を借りて約3ヶ月。いろんな人に手伝ってもらいながら手づくりの個展を開催することができた。手弁当でご協力いただいた方々に感謝致します。



協力

株式会社木力屋辻本

都城木材株式会社

イーノックス株式会社



2013/05/13



光島貴之



━━━━━━━━



MITSUSHIMA Takayuki/光島 貴之

光島ギャラリー <触覚で世界を描き出す>

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閲覧数797 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2013/05/17 16:31
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