待ちかねていた「ボストン美術館・北斎展」が本日より始まりました。 神戸市立博物館 4月26日(土)~6月22日(日) ふつう美術館行きは土日祭日は外すのですが、早く観たいこともあって初日の開館 10分前に行きました。おかげで、混雑はなくゆっくり観ることが出来ました。 驚異の構成美、色彩美でヨーロッパの画家たちを虜にしただけあってボストンで完全 な形で保存されていたこともあって素晴らしい刷りたてのような170点でした。 北斎は90歳で没する直前「もう5年生きておれたら絵の名人になれる。」と豪語した らしい。それほどまで新しい表現に挑み続けた画人でした。 冨嶽三十六景より 神奈川沖浪裏 凱風快晴 二つ目は「夢みるフランス絵画」ー印象派からエコール・ド・パリへー 兵庫県立美術館 4月12日(土)~6月1日(日) フランス近代絵画から日本で最も愛されている画家達のよりすぐりの70点でした。 モネ、セザンヌ、シスレー、ルノワール、モデイリアーニ、キスリング、藤田嗣治、 ブラマンク、ルオー、ローランサン、シャガール、ユトリロ等豪華な作家たち。 中でも私のお目当てはアメデイオ・モデイリアーニ。展示は2作品だけでしたが 「バラをもつ若い婦人」は独特の知性と気品と情熱を感じさせる女性像で今まで数 多く見た彼の人物像の中でもひときわ印象的なすばらしいものでした。 「バラをもつ若い婦人」 神戸の美術館2か所巡りは多少疲れましたが、いい余韻で帰ってこれました。 お蔭で今日は絵葉書12枚と美術館グッズ色々たくさん購入してしまいました。 |