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2014年08月06日(水) 

「花子とアン」はちゃんとは見ていないのですが、毎日、家のテレビがついているので、何となく右の耳から入ってきます。今日もあの主題歌をボンヤリ聞いていました。「♪これからはじまる~」と始まって、そのあと何が始まるのかサッパリわからない例の曲(「 にじいろ」)。



これが、いわゆる“カノンコード”なんですね。



パッヘルベルのカノンという有名な曲があります。



C-G-Am-Em-F-C-F-G というコード進行を延々と繰り返す曲。



「にじいろ」をゆっくり歌うと、パッヘルベルのカノンの上にぴったり乗ります。

かなり荘厳な感じになりますが。



このカノンコードは、ヒット曲になりやすいコード進行として、数々の曲にとり入れられています。





10代のころ、アリスというフォークグループが好きでした。「遠くで汽笛を聞きながら」という曲がカノンコードをとり入れていることを、そのころ知りました。



ほかにも、ZARDの「負けないで」や森山直太朗の「さくら」のサビの部分がこのコードを使っています。

(これらもパッヘルベルのカノンの上にぴったり乗ります。)



パッヘルベルのカノンを少し変形して、C-G-Am-F としたのが、ビートルズの「 Let it be」。オリジナルのイントロはピアノで、この和音だけを弾いています。





「Let it be」のコード進行をそのまま翻案したのが、イルカの「なごり雪」(原曲は伊勢正三)であるのは知られています。



最近話題になった映画「アナと雪の女王」の主題歌「 Let it go」もサビの部分はC-G-Am-Fのくり返しになっています。タイトルまで「Let it be」と似ていますね。





ちょっと調べたら、AKB48にもカノンコードをとり入れた曲が随分あるようです。

パッヘルベルが特許を取得していたら、大富豪になっていたでしょうね(笑)。


閲覧数2,507 カテゴリ日記 コメント4 投稿日時2014/08/06 14:42
公開範囲外部公開
コメント(4)
時系列表示返信表示日付順
  • 2014/08/06 17:14
    音楽のことまでよう識ったはりますね。
    脱帽です。

    私はとにかく夏は暑くてカナン。
    次項有
  • 2014/08/08 22:09
    鉛筆T-ZOO(S)さん
    エゴコロさん

    何事も裏読みせずにはおれない性分です。
    こういう人間は、ゲイジュツ家には向きません。
    次項有
  • 2014/08/09 22:43
    わさびさん
    知らなかったです~。
    面白いですね。
    パッヘルベルのカノンは好きな曲です。
    次項有
  • 2014/08/10 11:42
    鉛筆T-ZOO(S)さん
    わさびさん

    冷房の効いた部屋で、パッヘルベルのカノンに耳を傾けながら、ブラックベリー酒でしょうか。至福のときですね。

    コード進行が全く同じ2曲は、同時に歌うとハモれるんです。これをパートナーソングというそうで、音楽教育にも取り入れられているそうです。童謡では「どんぐりころころ」と「夕やけこやけ」、「しょうじょう寺のたぬきばやし」と「山の音楽家」、「ロンドン橋」と「メリーさんの羊」など。

    また、曲の前半と後半でコード進行が同じである場合、輪唱ができます。「アナと雪の女王」の主題歌は輪唱ができるはず。

    パッヘルベルのカノンでも、低音のベースから厳かに始まって、それにバイオリンの高い旋律が重なり、だんだん重層になっていく感じは、輪唱に似ていると思います。
    次項有
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