伏見、御香宮の門前に最近建てられた案内看板。
「酒は呑め呑め 呑むならば~」の黒田節(黒田武士)が伏見で生まれたことを記したものです。
黒田家家臣の母里太兵衛(友信)が福島正則の伏見屋敷を訪れた際、大盃を呑み干せたなら好きなものを褒美にやろうとけしかけられ、正則が秀吉から拝領した自慢の槍を呑み取ったというエピソード。
数年前から、石碑を建てるべきだと考えていた私には嬉しいんですが、ちょっと引っかかるのは、場所が違うということなんです。
福島正則の伏見屋敷があった場所には、現在も桃山福島太夫北町・西町・南町という町名が残っています。御香宮から北へ500mほどの場所になります。
まあ、人通りが多いということで、御香宮門前に建てたのでしょうが、文面に町名のことも書いてほしかったと思います。
ついでに、 黒田家の伏見屋敷跡も、何とかしてほしいです。