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2007年11月04日(日) 
テレビで「3丁目の夕陽」を見る。

正確なタイトルは
ALWAYS 三丁目の夕日(2005年、山崎貴監督)

私が高校1年生の昭和34年が舞台。
堀北真希さんの星野六子ちゃんが同級生になる。

私の住んでいた港区南青山6丁目(現在の表参道付近)
と新橋の愛宕山下付近をあわせた様な3丁目の光景。

都電が懐かしい。

東京五輪で青山通りが広がる前で車はあの映画の程度に
少ない。
その道を米軍属の運転するブガッティが通る。
このブガッティは大きな車で戦闘用の車かと思う。
(このブガッティには後にフランスのミュルーズでお眼にかかる)

三井八郎衛門さんの小豆色の古いロールスも。
(小学生時代乗せて貰った車)

表参道脇の富士銀行は石造りの3階建て。

牛乳配達、納豆売り、豆腐売り、自転車でクリーニング
が来る。
表通り(青山通り)には魚屋、八百屋、酒屋、花屋、時計屋、そしてまだ戦争で被爆した空き地も残る。

昭和20年代後半は原っぱはチャンバラと野球の聖地。
(これは別の話題にしましょう)

家並みは少しずつ新しくなり始めるも、戦後直ぐの杉材主体の家屋がやや古びて見える時代でした。
茶色っぽい街並み。
我が家はコンクリートの2階建て。
青山学院大学のレンガ校舎の上に富士山が見えていた。

地下鉄は渋谷と浅草を繋ぐ銀座線しかない。
全線が同一料金で定期も同じ料金。
それで高校帰りに浅草に遊びに出かける。

今の「表参道駅」は当時は「青山6丁目駅」
駅員さんと客は挨拶を交わす。
忘れ物も家に届く。
定期券を落としたら何処かの人が金に換えに来て
見破られて逃げたそう・・この定期も我が家に届く。

横丁では最中の皮を作る家がある。
同級生の家で時々この皮の壊れを大量にくれる。
この家は高野長英が最後に殺された同心の家の跡。
今は2階にフランス料理ジョエルがある建物の脇を入る。

我が家の前の空き地では夏に映画会がある。
画面が風で揺れる。
山本富士子さんの若い顔がゆがんで見えた。
盆踊りもこの空き地。
ジャズや初期のテレビ時代に格好の良いおじさんとして
知られた小島良雄さんが空き地の持ち主になる?

この空き地の管理者に美人の娘がいてその妹で色黒と同級
生。マニキュアもこの家でしる。
何故かすぐに女の子と仲良しになる。
彼女は色黒痩せっぽちで、「婚約して?」という。
それならあの色白で可愛い仲良しとするで他の子と婚約?

中学では色白は肥えてくる。
色黒はやたらに美人になってくる。
婚約破棄?だ!と色黒に相手を変えたら途端に女から人気が無くなり、淋しい中学後半でした。

この話を娘(中3)に言ったら「当たり前だ!」と怒られた。

しかし、吉永小百合が後に通うことになる都立駒場高校に
進学した優等生の女子には惚れられて?赤毛のアンの島に
一緒に行く筈になる・・・・
高校が隣の男子校に僕は進学で、「駒場駅」(今は駒場東大前駅)で彼女が名前を叫びながら飛びついて来るので困ったな!

1年上のクラブ先輩のSさん(女子校進学)にも電車で一緒
になる。本当に美人で、中学時代は手を繋いで遊んでいた?のに高校では二人とも意識しすぎでモジモジの関係に
変わってしまった。

情けない16歳男子の思い出 その1でした。

閲覧数1,050 カテゴリ日記 コメント3 投稿日時2007/11/04 18:48
公開範囲外部公開
コメント(3)
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  • 2007/11/04 19:46
    うふふっ。何か(失礼な言い方になりますが)可愛いです、池田さん・・・
    16歳って、多感な時。
    私もふと振り返る・・・ラジオの深夜放送にはまったなぁ。
    おかげで今があるといっても過言ではない・・・
    ああ懐かしい。

    その2以降を心待ちにしております・・・
    次項有
  • 2007/11/04 22:36
    あの映画見ました。
    同級生からもメールが来て、懐かしかったねと話はずみました。池田さん16歳?私14歳でした(笑)
    又、「三丁目の夕日・2」があるそうですね。
    昔ばかり懐かしがってもいけないですが、物資は乏しかったけれど、夢は今より一杯持てた時代でした。

    池田さんの青春時代に、うさきょんさんと同じく「うふふっ~」です。

    赤毛のアンの島?
    プリンスエドワード島のこと?
    意味????です。
    次項有
  • 2007/11/05 21:04
    男の16歳・・・うふふっ~の世界は今も昔も
    案外変わらなさそうです。

    純情な?私はあの島の写真集を持っていました。

    また別の話。
    中学に入る前に集合日があり、歩いて中学に行く。
    前に歩いていた女の子に声を掛けて一緒に行く。
    地下鉄二つ駅分を歩くのですっかり仲良しになる。
    縁は不思議で卒業時には同級。
    彼女とは余りに仲良くしていて、遂に恋愛せず。
    恋愛を超えた彼女でした。

    この前、娘に彼女の話をする。

    親父にしては婚約しなかったのは珍しいという。

    今頃なんで彼女を口説かなかったのだろうと想う私。
    彼女は吉永小百合が駒場高校を中退してその後
    通った(在籍した)女子校に進学。
    時々、彼女の同級生から消息はあったけど・・・。

    16歳以降も判っていない私がいた。
    次項有
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