連日快晴で、富士山が見える湘南の朝です。
冷え込んだといっても大したことはない。
輝く太陽と青い空で気分はよい。
明日は宝永の富士山噴火から300年目。
この噴火は宝永大地震(震源は紀伊半島沖M8.4)
の49日後に始める。
富士山の噴火のタイプとしては珍しい爆発的で12月9日
に停まった。
周辺の集落や下流の小田原付近が大被害。
火山灰が大量に東側に降り、江戸(東京)にも降灰。
神奈川では富士山と遠い海老名で50cm横浜で30cm。
都内にも15cm積もる。
火山灰は数センチで車が真っ直ぐには走らない。
火山噴火後は雨になる可能性が高いので、直ぐにセメント化
する。なかなか厄介な代物です。
水源のダム湖が火山灰で取水不能。相模川からの取水も怪しく
なる。
東名やR246、国道1号線などが普通になり新幹線も停まる。
羽田空港も閉鎖、ジェット飛行機もルート変更になる。
現代では江戸時代と違う意味合いでの被害が増える。
富士山の東や北の地域に限定されない被害が出て日本全体の
停滞を招くのは必須。
自然現象は地域に留まらない被害を及ぼす。
今日の富士山を見ながら、噴火した際のこともチラッと考えて
見てください。
画像:ライブ画像 噴火したかのような雲を抱く富士山