1月22日のニュース ( 2009/01/22 Thursday 14:16:33 IRST) オランダのアムステルダム高等裁判所が、イスラムを冒涜する映画を制作した、同国の国会議員に対し、法的責任を追及する判決を下しました。 ドイツのDPA通信が伝えたところによりますと、アムステルダム高等裁判所は、21日水曜、オランダ国会の極右自由党のウィルダース議員に対し、人間への冒涜と嫌悪を生じさせたとして、法的責任を追及する判決を下しました。 この判決は、ウィルダース議員が制作した、イスラムを冒涜する映画「フィトナ」に対し、世界のイスラム教徒が強く抗議したために出されたものです。 ……… こにニュースを見て、私には信仰の自由の意味が判らなくなりました。公的機関において、特定の宗教を援助したり圧力を掛けたりしてはいけない…というのが政教分離です。個人が特定の宗教を信仰したり応援したり、はたまた非難したりするのは自由ではなかったのか。 オランダには「人間への冒涜と嫌悪を生じさせ」ることを禁ずる法律があるのかしら。わいせつ罪のようなものか。それなら信仰の自由とは無関係と言えそうですが、オランダの高裁もイスラム各国の反発への対処の為に苦肉の策を講じたのでしょうか。そうなると今度は表現の自由が問題になりそう。 米国では学校では「メリークリスマス」は禁止であり、Happy Holidaysを使うとか。クリスマスツリーも禁句。米国で2年間小学校に通った孫は、十字架のペンダントも禁止だったとか。ハロウインのお祭りはやっていました。これはケルト人のお祭りで、宗教と関係がないからだそうです。 昨年の6月、政教分離のイスラム国のトルコにおいて、大学にイスラム教徒の女子大生が、大学にスカーフを着用して来ることを許可することを決めた憲法改正が国是に違反すると、憲法裁判所が憲法改正無効との判断を下しました。熱烈なイスラム教徒である大統領の娘はやむを得ず、国外留学を検討するとか。 http://www.sns.ochatt.jp/modules/d/diary_view.phtml…?id=372252 ![]() 信仰の自由って云うのは簡単だが、イザ実行となると難しい問題が沢山あるようですね。何が宗教と関係し、何が宗教と無関係なのか、よく調べておかないと信仰の自由が護れないように思えます。 わたしゃもうボケタで、何が何だかよく判らんでよ~で違反追求を逃げるか。 |