与野党で行われているやりとりが素人の私にはよく判らない。
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wikiからのコピペ
マックス・ヴェーバーは、「政治家の本領は『党派性』と『闘争』である」と指摘している。そのうえで、政治家に求められる資質として
1. 未来を構想しながら、現実を変革していこうとする情熱
2. 現状をいまそこにあるままに、しかも一定の距離感覚をもって理解できる洞察力
3. 政治がときには暴力を手段として選ばざるを得ないことを踏まえた結果責任への自覚
の3つを挙げている。
政治よりもお金や権力など利権を得ることに熱心と思われる政治家を蔑称して政治屋(せいじや)と呼ぶ。
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両者の境界線がどこにあるか私には判らないので、誰がどれに属するかを決めることは出来ないが、今回おやめになったさる人がおっしゃったとされている「政治とは権力闘争である」との思想は政治家からは出てこない言葉だと私は思っている。
またさる野党の党首(総裁?)は基地問題はマニフェスト違反だから政権は当然に退陣するべきだとおっしゃる。与党がマニフェストに違反すれば、野党の意見に近づく筈だから大いに評価できるはずなのにそうではないらしい。政策への反論なら兎も角、単なる相手党の悪口を言うのも政治家の立場ではないように私には想える。
基地問題にからむ両党のマニフェストを調べてみた。
民主党;日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地のあり方についても見直しの方向で臨む。
自民党;日米同盟関係を強化。米軍再編を着実に実施、沖縄をはじめとする地元の負担を軽減する。
両者はどう相違するのか。自民党の方は方向がハッキリしているが民主党は改訂や見直しの方向が読めない以外に相違はないように思える。
さーてマニフェスト違反はあったのでしょうかね。
現政権のミスは、普天間基地の移転先を出きるだけ国外へ、それがだめでもすくなくとも県外へ…と言っていたが、よく調べてみたら抑止力としての基地のあり方から考えてそれは出来ないことが判ったとひっくり返したことだ。朝令暮改はいい。問題は不勉強のため間違った方向付けを初めにやったことだ。これまで容認派の方が多かった沖縄の人々は反対派に気が変わり始めた後でもとに戻した訳だ。
今日の日曜討論会で谷垣氏ももし自分達が政権を取っても、信頼関係をどうやって取り戻せばいいか、途方に暮れます…と言っていました。
自分たちの対案(すくなくとも今はない)で争うのではなく、マニフェスト違反で与党の失点誇張で党利を得ようとの魂胆に見えます。
政治とお金の問題についても、政治のことを深く考える人なら自党の人には厳しく、他党の人には甘くなって当然だと思われるが、前政権も現政権も他党に厳しく自党に甘いように見えるのも理解困難である。政治よりも党利党略優先のようであり、やはり皆さん政治屋なのかしら…と思ってしまう。
常日頃日本の将来のために苦心されている、政治のプロの方々のお考えは私のような下々の者には理解できないのでしょうね。
日本の将来に安心していていいのでしょうかね。