今日は平塚に長谷川りん二郎(はせがわりんじろう)
の絵を見に行く。
長谷川りん二郎(はせがわりんじろう 1904-88)は
林不忘(丹下左膳で知られる作家)を長兄とし弟
に四郎と五郎を持つ優れた兄弟の次男。
函館で育ち、フランスに渡り1年後帰国の後は東
京で絵描き三昧の生活を送った。
一時作家を兼ねた時代もあるが風景・静物を丁寧
に油絵で描いていた。
殆どが小品であるが、緻密に丁寧に描いていて気
持が良い。
自宅に飾って見飽きないタイプのもの。
しかし作品を何度も丁寧に描き込むので、画商が
扱い流通するということは少なかった。
何処かの画商の展示室にあったら欲しいな~と想
う作品が多く展示されていた。
13日まで平塚美術館。
その後は各地を巡る。
なお展示品の多くは道立函館美術館に収蔵されて
いるもの。
羨ましい境遇で終生絵描きを続けられた模様で、
人間として羨ましい限りです。
多くの方が来られていたが、彼の作品が静かさを
保っているので見やすい環境でした。
1970年代の静物はモランディを凌ぐかも。
お近くに展覧会が着たら必見です。
さて今日の湘南は曇り。
午後3時頃には雨の予報も未だに雨に成らず。
ポツンは時々ありましたが。
気温は最高21℃程度で、現在20℃。
海の波は今日も無い。
静かな湘南で、今日もブルースが鳴っています。
「人生とは何か」なんて考えるのには良い雰囲気
です。
画像:長谷川りん二郎(はせがわりんじろう 1904-88)
の猫画像1930年作品
(このおかめ顔も可愛い作品でした)
有名なたろう(猫)画像の脇に作家が書いた猫の
履歴書があった。四郎さんの家から来たそうです。
りんの字がエラーになるのでひらがな表記にした。
画像エラーで削除 6月4日夕暮れの空