市が行う生活機能評価のために送られてくるアンケートです。65歳以上の方を対象に、危険な老化のサインをいち早く発見する目的で行われ、その結果によっては安心すこやかセンターから介護予防プログラムへのお誘いが来ます…との説明。誠に結構な企画ですが、厚労省が作成したアンケートが面白いのでいつも私の肴になっています。このテーマの三度目の登場です。 http://www.sns.ochatt.jp/modules/d/diary_view.phtml…=&l=30 ![]() http://www.sns.ochatt.jp/modules/d/diary_view.phtml…=&l=30 ![]() 第一問は「バスや電車で1人で外出していますか」でした。これに「イイエ」と答えるとボケ側の評点が付きます。バスや電車に乗れない程にボケたと考えるものと推測されます。私の答えは毎回「イイエ」です。電車やバス(これは通勤時以外は1時間に1本あるかないか)の時刻表を調べるのが面倒で、ついつい車を運転して出掛けます。観光旅行に遠出する時も、現地での行動を考えれば結局は車で出掛けざるを得ません。 考えようによっては時刻表探しが面倒になったのも老化現象とも考えられるので、質問の意図を考えたりせず、文章を真面目に解釈して「いいえ」にマル。 対応してくれる保健婦さん?によっては私の話を聞いて、質問が悪いわね…と良いながら、私の回答を訂正したりしなかったり。訂正しようとする時には私は正直な答えではない…と抗議することにしていますが、これで良いんです…ですと。 他の質問にも同様に、勝手な推測を入れることなく文字通り真面目に回答していますが、前に記載したので今回は省略。何時だったか認知症の恐れ有り(言葉は忘れました)…とのコメントが付いて訪問したい…との連絡が来ました。OKを出したかったのですが、そこまでやっちゃあいかんだろうと断りましたが。 http://www.city.hachinohe.aomori.jp/index.cfm/13,21…092205.pdf ![]() 今回、厚労省の基本チェックリストに比べて質問数も増え、内容も一部変わりました。やっと御神輿があがったものと思われます。 上記第一問には(1人で自家用車を運転して外出している場合は「はい」となります)との付記が入りました。わたしゃ自家用車よりはレンタカーで…なんてまで遊んじゃあいけないでしょうから、今度からの答えは「はい」。認知症とされる可能性が少し減りました。 いい加減な厚労省を地方行政が懸命にカバーしている例でしょうね。 検査結果の生活機能の要注意度(質問が20問。分子は回答が要注意だった数) データは 一昨年 昨年 今年の順 全般(うつを除く) 7/20 → 3/20 → 0/20 運動器の機能低下 1/5 → 0/5 → 0/5 低栄養 0/2 → 0/2 → 0/2 口腔機能の低下 2/3 → 0/3 → 0/3 閉じこもり 1/2 → 1/2 → 0/2 もの忘れ 2/3 → 1/3 → 0/3 うつ 0/5 → 0/5 → 0/5 データ上は私の機能は年々回復しているようです。実情? 勿論低下しつつあります。 アンケートの作り方でデータはどうにでもなる…という見本のような例です。これが何かの役に立つのかどうか、疑問です。 先日、検査結果が帰ってきました。項目毎の詳細は省略しますが、総合判定は「日常生活に注意が必要です」。若干問題はあるが今回は調査訪問はないようです。 同じテーマを三度も取り上げるとさすがにくどいようにも思えます。今後は大きな変化がない限り、もう止めたいと考えます。 |