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2012年07月01日(日) 
   増税に代わる国家の赤字対策の一つに貨幣の発行を増やすことがある。

   日銀券を増刷するとバランスシートでは負債となるのでその増刷には問題がありそうだが、政府貨幣を増やすにはそのような問題はない。勿論、政府貨幣と日銀券は自由の等価交換できる必要がある。現在政府貨幣は硬貨だけだが、紙幣も作ればよい。

   現在日本では金融緩和しても貸付金が増えないようで、もう一つ資金需要が足りないらしい。したがって、流通量が増えない。政府が赤字分を国債発行ではなく増刷で埋めて、どんどん公共事業をやれば、流通量は増えるのではなかろうか。

   効果としては国債の発行をせず赤字も増やすこともなく予算が潤沢になることが挙げられる。さらに円への信用が低下するので円高を抑えられる。デフレが改善される。輸出が増えて輸入が減る。円高を抑えるために中央銀行が為替操作をやると国外からブーイングを受けそうだが、通貨増加はそうでもなさそうである。

   副作用としては発行量を増やすとインフレになり、物価スライドをスムースにやって貰わないと年金生活者が困る。国債に対する政府の利払いが高くなる。しかし理由はよく判らないがインフレは年1~2%がよい…とされているので、旨くそこに着地できれば却っていいのではないだろうか。


   一度味をしめると麻薬的な効果があるから、制御能力をしっかりして発行額をよく検討し、後日増やすことがないようにする必要がある。増加し過ぎるとハイパーインフレになる。

   人によって意見が異なるだろうがドルが90~100円位になることを目標にすればいいのではないかしら、。

   日本では増刷への慎重論が多いようだが、米国ではリーマンショック後に大分やったようだ。 http://www.nsjournal.jp/column/detail.php?id=248596&ct=5

   FRBのデータによるとリーマンショック後の2008.10~2011.07でFRBは米国のマネタリーベースを8411億ドルから2兆6811億ドルに増やしている。
(流通現金+日銀当座預金=マネタリーベース)
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/…ichibeiMon
http://ameblo.jp/nakagawahidenao/entry-10971793007.html
マネタリベースの増加と貨幣発行量の増加とは完全に同じものではないだろうが。


   円安になればインフレで年金生活者は困るが、消費税があがるのも同じ事。物価スライドには消費税アップでは機能しないだろう。

 検討してみる価値はないのでしょうかね。

…………………
教えて!政府財政状況 増税①
http://www.sns.ochatt.jp/modules/d/diary_view.phtml…=&l=30

増税の前に節約を!? 増税②
http://www.sns.ochatt.jp/modules/d/diary_view.phtml…=&l=30

税金の用途 増税③
http://www.sns.ochatt.jp/modules/d/diary_view.phtml…=&l=30


閲覧数547 カテゴリ日記 コメント0 投稿日時2012/07/01 11:27
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