『シベリア』を売る高久(たかく)製パンの
もう一つの名物。
村井弦斎という明治時代の食の文化人が平塚
に大豪邸を造る。
食の本だけでこの豪邸(別荘?)を造る。
明治のエネルギーは凄かったようです。
彼のカレーのレシピで作ったのがこのカレーパン。
1個130円で明治の味を知ることが出来る。
このカレー餡には福神漬が底の敷き詰められていて
丸かじりにすると絶妙な味わいとなる。
画像はナイフで割ったのでやや判りにくいかも。
このカレーパンは10数個を売れたら揚げる。
手造り感覚丸出し。
20数年前に60個位のカレーパンを食べ較べてデータ
ベース作りと味の評価をした。
案外こった店のものは評価は低く、第1位は大きさと
味で伊藤製パンのもの。
当時はこの大メーカーも味にうるさくて「カレーパン」
は出荷は1日1回で、揚げ立てを少量販売店へ下ろして
いた。
この味よりは高久製パンの『弦斎カレーパン』は上。
年中無休(正月休みあり)で製造時間中は窓口で買える。
湘南ドライブ中に、是非お寄り下さい。
ロールケーキも名物で、その端を1切れ60円で売る。
子供が自転車を停めて買って行く。
駄菓子屋感覚だ!