暑い夏が続き、甲子園でも北京でも埼玉(高校総体)でも
熱い戦いが続いています。
湘南は台風11号の影響は無くて予報はハズレて晴れ。
湿った南風少しで入道雲もくもく。
あつ~い。昨日と同じ35度超えの模様。
あの乗鞍高原の乾いた空気が懐かしい。
さて今日の日記は乗鞍岳(長野と岐阜の県境界の3000
m峰を含む活火山)の登頂風景の紹介です。
1500m付近の三本滝パーキングで乗用車は低公害バス
に乗り換えとなる。
ここから何十という急カーブを上り2900m付近の畳平
へ。
往復で2100円のバス代で片道は約40分掛かる。
12時10分のバスに乗る。
到着したら中学生多数がジャージで登山を終えたり、下山
中。引率の先生は6回目にして初めて良いお天気で嬉しい
とのこと。
やや雲が掛かる時間帯もありましたが、青空と入道雲も良
く見える。風はやや強いけれど歩いている時間は半袖と半
パンツで十分。
富士山とはこの当たりが違うな~。
火山特有の岩場や岩が崩壊した斜面があり、這い松の間に
は色々な高山性植物が咲いていた。
下山中の肩の小屋付近にはツガイの雷鳥も見える。
登る人は少なくなり多くの幼児を含み家族連れの下山者多
数とすれ違う。
肩の小屋(隣に東大の研究施設あり、ここから見上げる場
所にはコロナ観測所のドームも見える)迄は普通の道。
登って下る。肩の小屋で休憩してから本格的な山上りへ。
2980mの蚕玉岳を目指す(頂上はこの山の陰でこの
付近からは見えなくなる)。
高齢者は本格的な山スタイルの方が多い。
しかし、若い人は普通の街スタイル。
我がカミサンも山登りとは知らずと言い、デッキシューズ
に手提げ袋(カルディの袋にニコンのカメラ)という街の
まんま。
私はTシャツに半パンツにデイ・パック(スキー用:長袖
や水2本やカメラが入る)。
片手には三本滝レストハウスで買った白いミズフサ?とい
う木の杖・・手触り良し太さ良し軽いで1500円で購入。
これが役に立った。上りに良し、下りもバランス取るのに
良し。
花の写真などに気を取られながら3時前に2980m地点。
下には古い噴火口の池が綺麗な色で見える。
ここからは岩のゴロゴロを上りは左へ下りは右と道が分か
れる。
ヨッコラショで大声で話す二人組の先の岩場を乗り越える。
山頂:剣ヶ峰3026mは神社とその蔽い屋が1/3を占め
ていて下山口に鳥居が立っている。
大声の人が神主(見るからに怪しい40歳?:アルピニス
トで金山ヒュツテ経営の山頂小屋を長い間守ったくれた方)
で身体保全と学業向上の2枚のお札を購入。
この5月と6月の手術の話をしたら、「良くそんな身体で
登られましたね。お守りの効果が出るとよろしいですね。
お大事に!」とこの山頂宮司さん。
3時過ぎたらガラガラとシャッター音がする。
お宮の店仕舞?
ゆっくり降りる我々をアッと言う間に追い抜いて見えなく
なる。上りに40分下りは30分掛からず・・毎日山頂へ
お勤めとのこと。
3時前に遠くで雷音がしたが雨は無し。
4時10分の畳平発のシャトルバスで三本滝へ降りる。
気持の良い3000m峰の登山でした。
カミサンは滑りもしないで無事に往復した。
また若い男女もさすが若さで我々と少しの差で登頂。
良いお天気の時は乗鞍岳の山頂を目指して見て下さい。
金山ヒュッテ(HPあり)や鈴蘭の宿泊場所多数は今から
でも泊まれます。
上高地などより良い場所ですが、皆さんに知られていな
い乗鞍高原。お泊りに是非!
車でのんびり走り、片道5時間半程度
ガソリンは30L程度。高速代は片道3000円程度。
案外安い経費で素晴らしい自然と付き合える。
我が故郷は今や:乗鞍高原。
追記:こっちさん、よっちゃんコメントありがとう。
鈴蘭側からの撮影です。バスは2台来るので座れます。
運転するよりは気が楽かも・・スキーの道具も乗せられ
るので残雪下で下車可能。
あの雷は白馬などの音だったのですね。
この山には二日間は雷雨もなく登山日和でした。
画像:よっこいしょで3000m峰制覇
残雪でスキー
残雪が池の氷となった光景