1,968万kW/2,233万kW (09/26 14:15)
88%
■バックナンバー
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
https://www.sns.ochatt.jp/blog/blog.php?key=407870
2008年08月16日(土) 
暑い夏が続き、甲子園でも北京でも埼玉(高校総体)でも
熱い戦いが続いています。

湘南は台風11号の影響は無くて予報はハズレて晴れ。
湿った南風少しで入道雲もくもく。
あつ~い。昨日と同じ35度超えの模様。

あの乗鞍高原の乾いた空気が懐かしい。

さて今日の日記は乗鞍岳(長野と岐阜の県境界の3000
m峰を含む活火山)の登頂風景の紹介です。

1500m付近の三本滝パーキングで乗用車は低公害バス
に乗り換えとなる。
ここから何十という急カーブを上り2900m付近の畳平
へ。
往復で2100円のバス代で片道は約40分掛かる。

12時10分のバスに乗る。
到着したら中学生多数がジャージで登山を終えたり、下山
中。引率の先生は6回目にして初めて良いお天気で嬉しい
とのこと。
やや雲が掛かる時間帯もありましたが、青空と入道雲も良
く見える。風はやや強いけれど歩いている時間は半袖と半
パンツで十分。
富士山とはこの当たりが違うな~。

火山特有の岩場や岩が崩壊した斜面があり、這い松の間に
は色々な高山性植物が咲いていた。
下山中の肩の小屋付近にはツガイの雷鳥も見える。
登る人は少なくなり多くの幼児を含み家族連れの下山者多
数とすれ違う。

肩の小屋(隣に東大の研究施設あり、ここから見上げる場
所にはコロナ観測所のドームも見える)迄は普通の道。
登って下る。肩の小屋で休憩してから本格的な山上りへ。
2980mの蚕玉岳を目指す(頂上はこの山の陰でこの
付近からは見えなくなる)。

高齢者は本格的な山スタイルの方が多い。
しかし、若い人は普通の街スタイル。
我がカミサンも山登りとは知らずと言い、デッキシューズ
に手提げ袋(カルディの袋にニコンのカメラ)という街の
まんま。
私はTシャツに半パンツにデイ・パック(スキー用:長袖
や水2本やカメラが入る)。
片手には三本滝レストハウスで買った白いミズフサ?とい
う木の杖・・手触り良し太さ良し軽いで1500円で購入。

これが役に立った。上りに良し、下りもバランス取るのに
良し。

花の写真などに気を取られながら3時前に2980m地点。
下には古い噴火口の池が綺麗な色で見える。
ここからは岩のゴロゴロを上りは左へ下りは右と道が分か
れる。
ヨッコラショで大声で話す二人組の先の岩場を乗り越える。

山頂:剣ヶ峰3026mは神社とその蔽い屋が1/3を占め
ていて下山口に鳥居が立っている。
大声の人が神主(見るからに怪しい40歳?:アルピニス
トで金山ヒュツテ経営の山頂小屋を長い間守ったくれた方)
で身体保全と学業向上の2枚のお札を購入。

この5月と6月の手術の話をしたら、「良くそんな身体で
登られましたね。お守りの効果が出るとよろしいですね。
お大事に!」とこの山頂宮司さん。

3時過ぎたらガラガラとシャッター音がする。
お宮の店仕舞?

ゆっくり降りる我々をアッと言う間に追い抜いて見えなく
なる。上りに40分下りは30分掛からず・・毎日山頂へ
お勤めとのこと。

3時前に遠くで雷音がしたが雨は無し。
4時10分の畳平発のシャトルバスで三本滝へ降りる。

気持の良い3000m峰の登山でした。
カミサンは滑りもしないで無事に往復した。
また若い男女もさすが若さで我々と少しの差で登頂。

良いお天気の時は乗鞍岳の山頂を目指して見て下さい。
金山ヒュッテ(HPあり)や鈴蘭の宿泊場所多数は今から
でも泊まれます。
上高地などより良い場所ですが、皆さんに知られていな
い乗鞍高原。お泊りに是非!

車でのんびり走り、片道5時間半程度
ガソリンは30L程度。高速代は片道3000円程度。
案外安い経費で素晴らしい自然と付き合える。

我が故郷は今や:乗鞍高原。

追記:こっちさん、よっちゃんコメントありがとう。
 鈴蘭側からの撮影です。バスは2台来るので座れます。
 運転するよりは気が楽かも・・スキーの道具も乗せられ
 るので残雪下で下車可能。
 あの雷は白馬などの音だったのですね。
 この山には二日間は雷雨もなく登山日和でした。

画像:よっこいしょで3000m峰制覇
   残雪でスキー
   残雪が池の氷となった光景

   

閲覧数1,020 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2008/08/16 10:59
公開範囲外部公開
コメント(2)
時系列表示返信表示日付順
  • 2008/08/16 12:50
    乗鞍には3回くらい行きました。
    でも、山頂登山はしていません。
    いつも畳平で高山植物を見て歩く程度なんです。
    今は一般車両はいけませんが、10年ほど前は車でいけましたね。
    雲海の中をドライブした事が強烈な記憶で残っています。

    がんばって登頂されてよかったですね。
    その服装で・・(笑)
    シャッターのついているお宮さんが愉快です(*^_^*)

    先週、栂池自然園や八方尾根へいきましたが、中高年は登山スタイルが多く、若い方は軽装が多かったです。
    外国の方はもっとリラックス(?)で、タンクトップ、短パン、ゴムぞうりで登っておられました。
    海じゃないんだし・・と思いながらみてましたが(笑)

    今回も金山ヒュッテにいかれたんですね。
    もう別荘ですね(*^^)v
    次項有
  • 2008/08/16 16:19
    コッチさん
    最後に行って数年になります。5月だったか6月だったか、金沢に出張予定が入った時、その2~3日前が山開きと聞いて車で出かけました。仕事のあと高山に泊まり、翌日登山ドライブ。全然空いていました。畳平のすぐ下の道の両側にはまだ雪の壁が残っており、鶴ケ池は氷結していました。雪景色がタップリ楽しめました。当日、安房峠が開通と聞いて、安房峠を通って帰りましたが、雪の気配もなく、なぜ今まで普通だったのか理解出来ませんでした。格別の風景もなく、トンネルを通った方がよかった。

    確かにバスの方が楽とは言えるでしょうが、気に入った景色の所で車をとめて、呆然と景色を眺めたり写真を撮ったり…などの楽しみが持てないですね。不便になっても自然保護のためには致し方ないですが。

    乗鞍高原は、スズランの頃は知りませんが、水芭蕉のころは最高です。水芭蕉が生えている密度は高くありませんが、広範囲の高原のあちこちに異なる風景のもとでの水芭蕉が楽しめます。
    次項有
  • 次項有コメントを送信
    閉じる
    名前 E-Mail
    URL:
■プロフィール
池田晴哉@湘南茅ヶ崎さん
[一言]
■この日はどんな日
ほかの[ 08月16日 ]のブログは、
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み