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2016年04月16日(土) 

 

日本語には、無言の説得力を育む力がある。

日本語脳は目先・手先に精神力を集中させるので、細工物の仕上がりが良く、我が国の製品は全世界で受けている。

このおかげで、我が国は経済大国になった。

 

日本語には、有言の説得力を育む力が無い。

哲学が無い。政治家には政治哲学が無いので、政治音痴になっている。

日本人同士なら忖度 (そんたく) で切り抜けられる。’忖度する’というのは「相手の気持ちや真意を推し量ること」で、日本人には、これ以外に対応手段がない。ただの推測であるから、議論・理解の必要は生じない。

外国人は理解を求めるから、我が国の政治家は、外国人との議論に難渋している。

 

マックニール*氏曰く、

>……2014年の夏に菅官房長官が外国特派員協会の会見に出たのですが、「事前に質問内容を出してほしい」と言われて、僕たちはそれを断りました。彼らは外国のメディアに厳しい質問を浴びせられるのを嫌がっているのだと思います。そして、この年の秋以降、政府や自民党の政治家は外国特派員協会の会見には出ていません。

 

理解することなく事を進める日本人には恐ろしい結果が待っている。

山本七平は「『空気』の研究」のなかで、そのことを指摘している。

「驚いたことに、『文藝春秋』昭和五十年八月号の『戦艦大和』でも、『全般の空気よりして、当時も今日も(大和の)特攻出撃は当然と思う』という発言が出てくる。この文章を読んでみると、大和の出撃を無謀とする人びとにはすべて、それを無謀と断ずるに至る細かいデータ、すなわち明確の根拠がある。だが一方、当然とする方の主張はそういったデータ乃至根拠は全くなく、その正当性の根拠は専ら『空気』なのである。最終的決定を下し、『そうせざるを得なくしている』力をもっているのは一に『空気』であって、それ以外にない。これは非常に興味深い事実である。」と書いている。

理解を無視する習慣は、戦前・戦後で変わらない。この危険に対する我が国民の理解をぜひお願いしたい。

 

 

*デイビッド・マックニール
アイルランド出身。東京大学大学院に留学した後、2000年に再来日し、英紙「エコノミスト」や「インデペンデント」に寄稿している。

 

 

 

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閲覧数450 カテゴリアルバム コメント1 投稿日時2016/04/16 16:15
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