ご無沙汰でございます~っ
貫き通した彼。
受け入れた姪っ子さん。
文教に決めてよかったですね。姪っ子さんの初志貫徹、最高です。
先週の土曜日、姪っ子が結婚しました。 姪っ子、甥っ子、いとこ同士の中では紅一点の女の子。 赤ちゃんの時、初めて抱く女の子は、綿のように軽くて柔らかくて、それまで男の子しか抱っこした事がなかったから、一層大事に大事に抱っこをしてあやしていました。 誕生日、クリスマス、イベントがある度にプレゼントを持っていくのが楽しみで、新しいプレゼントを持っていくと、今までのプレゼントをみんな持ってきて、幼い姪っ子が「大事、大事、ありがとう」って言う笑顔が可愛くて、娘のように可愛がっていました。 小学校、中学校、高校ととても内気な女の子に育って、大学もそのまま持ち上がりで進学するのだろうと思っていたら、どうしても京都文教大学に行くと大学進学の時、はじめて自分を押し通そうとしました。姉夫婦は、おじちゃん大好きっ子な姪っ子だから僕にまで持ち上がりの大学に行くように説得して欲しいと言ってきました。 しかし、僕は、中立の立場で姪っ子に、どうして文教に行きたいのか聞きました。すると文化人類学を学びたい、そこに自分を生かせる場所がある気がすると言って譲りません。こんなに強い意志を見せたのははじめてだったから、姉さん夫婦を逆に僕が説得しました。自分の気持ちに正直に、今まで内気だった自分が大学で生まれ変わろうとしている芽を摘んじゃいけない。こんな姪っ子はみたことがない。きっと何かを感じたにちがいない。持ち上がりの大学に進めたいのは単なる親のエゴだ。 姪っ子は希望どおり進学しました。するとみるみる内に、あんなに内気だった姪っ子が、どんどん積極的になって行きました。その内、文教大学の関係の親しい方々からも、姪っ子の噂を聞くようになり、自慢の姪っ子に成長していきました。これがこの子の真の姿だったんだと彼女の可能性を目覚めさせた大学の素晴らしさを感じました。 ある時、宇治橋通りのイベントでライブの出番待ちをしていると、姪っ子やってきて「おじじゃん、ごめん、聞きたかったけど、お茶っ人レンジャーの仕事が入ってしまって、聞けなくなっちゃった。」とわざわざ言いに来ました。「気にするな。いつでも聞かせてやるから」なんて笑いながら返して、彼女が通り過ぎると、その後にいた男子学生が「彼女のおじさんですか?」と話しかけてきました。「そうだよ。」と答えると「いつもお世話になっています。」と言う。「もしかして、彼氏?」と聞くと、「いや、まだ、その、そうなればと、」と焦っていたのが初々しくて「がんばれ、名前は?」って声をかけたのを覚えています。お茶っ人レンジャー一期生になってから、まだ何をどうするのかもない、一からお茶っ人レンジャーを作っていった世代の二人です。 あれから6年か7年か、とうとう二人は結ばれました。文化人類学の学部でもない彼が、どうしてここにいるのか、その理由はこういうことだったのかと披露宴に参列された文教の先生もおっしゃっておられました。 今から思うと、姪っ子がこれだけ積極的に活動できるようになったのも彼の影響なのかも知れないと思います。 おめでとう♪君らは最強のコンビだww。最高に幸せな家族を作って行くにちがいない。たまには宇治橋どおりにやってきて幸せそうな顔を見せてくれ! |