>現在ローマ字は小三で教えています。今ちょうどうちの次男が習っています。このローマ字、もうその大きな役目はほとんど終わっているのに、いまだに小三に教えることで、利益どころか弊害ばかりが目立っています。ローマ字なんて、中学くらいに少しやれば十分です。 >その理由です。
>1. 英語教育の邪魔 >しかし、英語そのものも習うのであれば、ローマ字で覚える必要はありません。英語の正しい発音を覚える上でローマ字を知ってしまうことは、障害にしかなりません。
ローマ字を使えば、英語も日本語も覚えられます。日本語のローマ字表記を覚えると、英語の正しい発音を覚えるうえで障害になる事は無いでしょう。ローマ字表記されても、日本語は日本語、英語は英語ですから。
>2. そもそも使っていない。 >そもそも日本人はローマ字を使う機会がありません。外国人が日本語を学ぶ時には必要かもしれませんが、日本人は必要ありません。せいぜい、名前や地名にいるだけです。たったそれだけのために、小学生が若いうちに正しい英語の発音を学ぶ機会を根こそぎ奪うのは愚かなことです。
ローマ字を使う機会は作らなければ、得られないでしょうね。外国人が日本語を学ぶときにローマ字表記が必要であるということは、日本語を国際語にするときに必要ということでありませんか。外国からの多くの研修生を抱えた我が国での教育効果が上がらない原因は、漢字にあります。カナ漢字表記の音読の難しさにあります。言語の習得には、音読の効果が大きいことが知られています。言語の習得が活発になれば、日本人と外国人の意見交換も活発になります。我が国民は、さらに大きな影響力を他国に与えることが可能になるでしょう。国際協調にも良い結果が得られるものと考えられます。英語もローマ字表記、日本語もローマ字表記にすれば、日本人にも外国人にも語学学習が簡単になり、日本文化も更に世界に開かれたものになるでしょう。我が国に在住して正しい英語の発音を学ぶことは、非常に難しいことです。難しさは表記法の問題ではなく、感覚の問題でしょう。英語のローマ字表記とは、直接関係が有りませんね。
>3. しかも訓令式はもっと使われていない。 >(略) 文字を覚えるは早い方がいいけど、ヘボン式ローマ字は敷居が高い。社会で使われない訓令式が残っているのは、その折衷案としてです。しかし、今や小三から英語そのものを必修化しようという時代です。訓令式は完全にその役割を終えたのです。
そうですね。訓令式は無い方がよさそうですね。
>4. ちょっと待って、でもキーボードが・・・ >(略) コンピュータ教育でもローマ字は必要ありません。タブレット教育で小学生はキーボードいらなくなるでしょう。キーボードを始めるにしても、かな入力から始めれば勝手に打てますから教えることは少ないです。英語が小三から必修になれば、これらのことは必ず問題になって、日本は明治の呪縛ローマ字から解き放たれていくのでしょうが、できれば少しでも早まって、少しでも多くの子供達が英語を楽に習得してほしいものです。
日本語のローマ字表記は、完全な日本語教育です。カナ入力でも英数入力でも、言語効果は同じです。これは、英語教育とは関係ありません。横文字 (alphabet) を見て、’これは外国語だ’ と判断するのは間違いですね。
.
|