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2025年10月11日(土) 

 

>産経新聞   >「99年体制」の崩壊「小選挙区は自民、比例は公明」自公連立を著書で喝破した故石井一氏   >4時間・   

>公明党が自公連立政権からの離脱を表明する中、連立政権を選挙協力のための野合と著書で指摘していた政治家がいた。   

>令和4年に87歳で死去した石井一(はじめ)元自治相。   

>石井氏は自公政権を自民党と社会党による「55年体制」になぞらえて「99年体制」と呼び、現行の選挙制度の欠陥がそれを可能にしてきたとして「衆院は完全小選挙区制にすべきだ」と訴えていた。    

>つくられた最長政権   

>石井氏は昭和44年に衆院初当選。   

>田中角栄元首相の側近の一人として「田中軍団の青年将校」と呼ばれた。   

>衆院11期、参院1期。海部俊樹内閣で国土庁長官、羽田孜内閣で自治相。   

>のちの民主党では長老議員として副代表を務めた。   

>著書は「つくられた最長政権」(産経新聞出版)で、連立政権が平成11(1999)年の成立から20年を迎えた令和元(1999)年に出版された。   

>書名は当時、安倍晋三首相の在職日数が歴代最長となったことを踏まえている。    

>石井氏は同書で現在の連立政権の枠組みを、成立年にちなみ「99年体制」と規定。   

>《安倍長期政権は…創価学会という巨大宗教団体に取り込まれた公明党との選挙協力を可能にする現行の選挙制度の欠陥によって成し遂げられている側面が多分にある》として現行の「小選挙区比例代表並立制」を批判し、選挙協力の実情をこう詳述した。   

>《自民党の候補者は現行の選挙制度の欠陥を逆手にとり「小選挙区は自民党、比例は公明党」とうたって選挙戦を戦うことによって、この公明党の「票の力」の恩恵を、つねに直接的に浴することができるようになりました》   

>石井氏は、ある選挙区で3万票の「公明票=創価学会票」があるとすると、自民党候補は、相手の野党候補にその3万票は入らないことから、都合6万票の大差をもって有利に選挙を戦えると説明。   

>《創価学会票は、それだけでは小選挙区で公明党議員を当選させる力はありませんが、自民党候補者と争う野党候補者を落選させるだけの力があります》とし、こう続けた。   

>《衆議院の全議席に占める割合が一割にも満たない小政党である公明党は(現有24議席、5%)、創価学会の握るかたい票の力にものを言わせて、その威光すら放ちながら与党の一員として政権運営に参画する政党へと変貌を遂げたのでした》

>足腰の弱った自民議員   

>石井氏は、こうした選挙協力の結果として、自公なれ合いの「99年体制」が続いてきたと指摘する。   

>《組織票の助けで当選のできるようになり、自分で動くことをしなくなった自民党議員の足腰はすっかり弱ってしまい、加えて、党に公認権を握られているため、NOを言えない小粒なサラリーマン議員が多くの議席を占めるようになってしまいました》   

 

そうですね。残念なことですね。無哲学・能天気な議員には都合の良い環境でしょうね。      

 

>一方で、《権力の座に与していたいだけの公明党は、公共の福祉という観念のまるで欠如した、学会員からの受けがよいだけの、目先のことにしかこだわらない三流の政策こそ実現しましたが、平和の党、福祉の党、庶民の党といわれたすばらしい党の基本的理念を百八十度転換してしまいました。   

>閣僚ポストにしても、利権の最も大きい国土交通大臣の椅子に座り続けて譲らない傾向すら、最近では垣間見えます》。    

 

そうですね。閣僚ポストは利権ポストですね。   

 

>衆院は「完全小選挙区制に」   

>石井氏は平成4年、自民党選挙制度部会長として、また翌5年、細川護煕内閣で衆院政治改革特別委員長として、政治改革関連4法を成立させた。    

>しかし、自らが関わった現行の選挙制度の欠陥が自公の選挙協力に加担しているとして、《私は現在の選挙制度を作った、まさに張本人なわけで、自公連立による今日の政治の劣化を招いたいわば「戦犯」とさえいえるかもしれません》。   

>その上で、衆院は政権交代を可能にする二大政党制を志向した「完全な小選挙区制」に、参院は「完全な比例代表制」にすべきだと提言している。    

 

そうですね。それが良いですね。   

 

>《政権を目指さず、自民党の下支え、補完に徹する公明党のあり方については、私だけでなく多くの国民が解明の必要性を感じているはずです。   

 

まさに下駄の下の雪ですね。   

 

>公明党の支持母体である創価学会に、政党はもとよりマスコミも経済界も腰が引けていることも問題です》    

 

そうですね。    

日本人は思考を停止しているから、自分自身の意見を明らかにできない。わが国のマスコミの編集長でも例外ではない。だからいくら外部の情報を流しても、それが社会の木鐸の役割を果すことはない。「それでどうした、それがどうした」の問いに答えが出せないのである。我々日本人は自己の見解を述べる教育を受けてこなかった。だから個人の価値が低い。[木鐸=ぼくたく:世人を教え導く人]        

頭を使うということは暗記力を示すことではなく自己の見解を明らかにすることである。高等教育機関に在籍して自己の個人的な見解を論文にて明らかにすれば学位 (博士号など) が得られる。ぜひやるべき勉強です。   

イザヤ・ベンダサンは、自著 <日本人とユダヤ人> の中で ‘自らの立場’ について以下のように述べています。   

何処の国の新聞でも、一つの立場がある。立場があるというのは公正な報道をしないということではない。そうではなくて、ある一つの事態を眺めかつ報道している自分の位置を明確にしている、ということである。 読者は、報道された内容と報道者の位置の双方を知って、書かれた記事に各々の判断を下す、ということである。 ・・・・日本の新聞も、自らの立場となると、不偏不党とか公正とかいうだけで、対象を見ている自分の位置を一向に明確に打ち出さない。これは非常に奇妙に見える。 物を見て報道している以上、見ている自分の位置というものが絶対にあるし、第一、その立場が明確でない新聞などが出せるはずもなければ読まれるはずもない。・・・・・ (引用終り)     

 

>同書の刊行から6年。   

>石井氏は「99年体制」の崩壊を見届けることなく、3年前に鬼籍に入った。   

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数7 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2025/10/11 18:32
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