>読売新聞 >アメリカの次期国防次官補、日本の防衛費「大幅引き上げ」求める姿勢…中国への抑止力強化で >読売新聞によるストーリー・ >3時間 > 【ワシントン=阿部真司】米国防総省で日本などを担当する国防次官補(インド太平洋安全保障担当)に指名されたジョン・ノ氏が7日、上院の公聴会で証言した。 >中国への抑止力強化のため、日本に防衛費の大幅な引き上げを求める姿勢を改めて示した。
ウクライナはソ連崩壊により核兵器を放棄した。しかし、プーチン大統領は非核国ウクライナに侵攻し核兵器使用をちらつかせて恫喝した。 これにより我が国の非核三原則に依拠した安全神話は消滅した。非核三原則とは 核兵器を「持たない、つくらない、持ち込ませない」の三原則を指すものと1967年 (S42) 12月に佐藤栄作首相は説明した。日本人のお花畑はもうない。 「世界大戦を含むあらゆる戦争はすぐ終わらせられる。講和条約を結んだ場合、あるいは1945年の米国による広島と長崎への原爆投下と同じことをした場合だ」 (ロシアのメドベージェフ前大統領) ‘ウクライナでの戦争の教訓は、抑止力によって未然に戦争を防ぐ方が、侵攻してきた敵を後退させることよりも遥かに望ましいということだ。’ (マシュー・ポッティンジャー) ‘ロシアが力による現状変更を行っている国はG7(主要7カ国)では日本だけだ。北方領土だ。だから、ウクライナ問題で、ロシアを一番強く批判しなければいけないのは日本だ。’ (小野寺元防衛相) 戦わずして人の兵を屈するは、善の善なるものなり。= 真に勝つことは自らの力を増すことで、戦わずして勝つことが最善である。 わが国は平和国家であるから自国の強大な抑止力 (物量) を相手国に見せつけながら、国家の最善を目指さなくてはならない。
> ノ氏は日米同盟は「極めて重要だ」と強調し、米軍と自衛隊の共同訓練や防衛産業分野での協力を重視する考えを示した。 >日本やオーストラリアなどの国名を挙げ「防衛費を増やし、それぞれの役割を果たしてもらう必要がある」と語った。 > 米国防総省は、日本を含むアジアの同盟国の防衛支出について、北大西洋条約機構(NATO)と同様に、国内総生産(GDP)比5%に引き上げる必要があるとの見解を表明している。
刀を差していれば、人を殺める危険がある。 ‘武士は刀を持たぬ方がよいぞ’ とは誰も言わない。武士を信頼しているからである。 ‘日本の国は武力を持たない方がよい’ という人がいる。武力を持つと戦争をするからである。これはご都合主義である。日本の政治家には信頼がない。 日本人には意思がない。意思のない人間には責任がない。責任のない人には信頼がない。信無くば立たず。(政治というものは 民 (民衆) の信頼無くして成り立つものではない。) [論語・顔淵] ‘戸締りをしていなかったら泥棒に入られた’と訴えても誰も同情はしない。自業自得である。だから十分な抑止力は必要である。自分を十分信頼してから相手を信頼するのがよい。何よりも安全第一である。
> 一方、台湾については、防衛体制が不十分だとして「侵略シナリオに備え、多くのことに緊急に取り組む必要がある」と述べ、防衛費をGDP比10%に増額すべきだと訴えた。
中国は中原 (ちゅうげん) に鹿を逐 (お) う伝統的な覇者の国である。だから、覇者の物語 '三国志' は、中国人の愛読書となっている。覇者は周辺諸国に覇権を打ち立てようとして傍若無人のふるまいをし、多大な迷惑をかけている。これは皇帝の時代も国家主席の時代も漢民族のメンタリティが同じであるから変わらない。漢民族は、自分たちの考えを示すために漢字を作った。しかし、彼らは外国人の考えを示すための漢字は作らなかった。だから、外国人に対して自己の内容を発信はできるが、外国人からの内容を受信することは難しい。それで独断専行に陥りやすい。印欧語族のインド哲学を経文 (漢文) にして表すことが至難の業であることがわかる。経文など漢文の書物をいくら読んでも外国人の考えは出てこない。だから、中華思想を堅持し自己中心的にならざるを得ない。周辺諸国を中国化することに専心してやまない。中国人が外国人の影響を受けて発想の転換 (paradigm shift) をすることは期待薄である。 ・・・・・ 中華 (ちゅうか) [外国との交渉が少なかった時代に] 自国を、世界の中心にある、一番優れた国とみなしたこと。[狭義では、漢民族のそれを指し、またその呼称としても用いられる] 東夷 (とうい) [東方の野蛮人の意] 昔、中国から見た東方諸国の称。[広義では朝鮮・沖縄を含み、狭義では日本を指した] 南蛮 (なんばん) [南方の野蛮人の意] 昔、中国で、インドシナなど南海地方の諸民族の称。 西戎 (せいじゅう) [西方の野蛮人の意] 昔、中国で、チベット族やトルコ族など西方の異民族の称。北狄 (ほくてき) [北方の野蛮人の意] 昔、中国で、匈奴 (きょうど)・韃靼 (だったん) などの遊牧民族の称。
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