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2023年06月21日(水) 

 

>現代ビジネス   >【スクープ】「Evil=悪魔」か…? 岸田首相が原爆慰霊碑「過ちは繰返しませぬから」の英訳で講じた「秘策」の中身   >長谷川 学 によるストーリー • 5 時間前   

>核保有国の首脳にどう説明するか   

>『安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから』   

>日本人なら誰でも知っている広島の原爆慰霊碑の翻訳を巡り、主要7ヵ国首脳会議(G7サミット)の舞台裏で、岸田文雄首相が、ある「秘策」を講じていたことが関係者の証言で明らかになった。   

>G7サミットは先月19日から21日まで広島市で開催され、第二次大戦の戦勝国で、核保有国でもある米国のバイデン大統領、英国のスーナク首相、フランスのマクロン大統領らが出席。ウクライナのゼレンスキー大統領もゲストとして参加した。

>自身の選挙区の広島市でのサミット開催は岸田首相の悲願だったが、自民党内には「原爆を投下した米国への批判と受け取られるリスクがある」との危惧もあり、下手をすれば米国や他の核保有国を刺激する恐れがあった。   

>とくに岸田首相の最大の頭痛の種は、広島市が1950年に建てた原爆慰霊碑の文言の内容を各国首脳にどう説明するかだった。   

>「悪魔」と受け取られる可能性   

>1983年に慰霊碑の近くに広島市が設置した英文の説明版は「安らかに眠って下さい 過ちは繰返しませぬから」を次のように英訳している。   

>Let All The Souls Here Rest In Peace; For We Shall Not Repeat The Evil  

>問題は、説明版が「過ち」を「悪魔」や「邪悪」という意味を持つ “Evil” と英訳していること。   

>もし、この英訳を、バイデン大統領ら核保有国の首脳が読んだら、「日本人は核保有国を悪魔とみなしている」と受け取られる恐れが多分にあった。   

>またEvilという表現は、ウクライナ侵略を「西側の悪との戦い」として正当化しているロシアのプーチン大統領に「碑文の説明板もG7= Evilと書いているではないか」と政治的に利用される可能性もあった。   

>だが説明版の設置者は広島市であり、政府が頭越しに説明文の内容を変更することはできない。   

>提案者の証言   

>助け舟を出したのが国際IC日本協会の藤田幸久会長だった。   

>国際ICは各国の友好促進を目的とする国連認定の国際NGO。国際IC日本協会の初代会長は元経団連会長の土光敏夫氏だ。   

>藤田氏が語る。   

>「超党派の国際IC推進議連の中曽根弘文会長と森山浩行事務局長の仲介で、サミット前の4月21日に官邸で岸田首相と面会。   

>『過ちをEvilと訳すのは本来の意味に即していないので、mistakeと訳してG7首脳に伝えるべきではないか』と提案させて頂きました」   

>藤田氏によると、1950年にスイスで開催されたMRA(国際ICの前身)主催の国際会議に当時の浜井信三・広島市長が参加。   

>敗戦国のドイツのアデナウアー首相と戦勝国のフランスのシューマン外相の和解の現場を目の当たりにしたことが原爆慰霊碑を立てるきっかけになったという。   

>当時の記録によると、「原爆投下は、投下した国だけでなく、被爆国も含めた全人類の過ちであり、決して繰り返してはならない」との思いから浜井氏は原爆慰霊碑の設置を決意。   

>浜井氏は、米国アーリントンの無名戦士の墓を訪問し、ローマ法王と面会して平和について話し合ったこともあり、こうしたことも碑文の文言に反映された。   

>「問題の『過ち』の英訳について言うと、浜井市長と親交が深かったドイツ人の著書では、浜井市長が話した“過ち”という言葉が “mistake” と訳されています。

>また同じく浜井氏と親しかったインドのラジモハン・ガンジー元上院議員(インド建国の父のマハトマ・ガンジーの孫)も『浜井市長は、過ち=mistakeと話していた』と私に話しています。   

>そうした歴史的経緯をお伝えし『各国首脳にはEvilではなくmistakeと説明するのが正しい』と提案したところ、首相は大変喜んでおられました」(藤田氏)   

>だが、藤田氏によると、政府側には「説明版の所有は広島市なので、広島市の理解が必要」との認識があったという。   

>そこで藤田氏が、広島市の松井一実市長と電話で話したところ「松井市長も『mistakeの方が碑文の本来の意味に近い』という認識を持っていることがわかり、それを政府側に伝えた」という。   

>なぜ “Evil” になったのか?   

>サミット当日の5月19日午前、岸田首相は、バイデン、マクロン両大統領、スーナク首相、カナダのトルドー首相、イタリアのメローニ首相らとともに原爆ドームのある平和記念公園内の平和記念資料館を視察。   

>資料館を出ると、原爆慰霊碑の前で、各国首脳らが一列に並んで献花し黙祷を捧げた。   

>この後、松井広島市長の案内で、原爆ドームや原爆慰霊碑の碑文の内容を説明。   

>松井氏の「過ち」についての説明は、外務省の通訳によって “mistake” と伝えられた。    

>藤田氏が語る。

>「mistakeと訳されたと聞いて安心しました。   

>原爆を使用するという過ちを二度と繰り返させないことが、核保有国と非保有国の共同責任。   

>それが碑文の今日的意味だと思います」    

 

核兵器を使って核保有国が非保有国を恫喝するのは許されませんね。許さないのは核保有国と非保有国の共同責任ですね。プーチン大統領は違反者ですね。      

一億総懺悔のようなものか。それなら日本人は昔からやっていた。誰にも責任が無いから人災は止まらない。     

‘誰も責任を取りたがらず、誰も自分に責任があると言わなかった。・・・・・ 一般国民が軍部や文民官僚の責任と同等の責任を負っていると心から考えている人はほとんどいなかった。’ (ジョン・ダワー 増補版 敗北を抱きしめて 下)   

意思の無い人間には責任も無い。日本人には意思が無い。そんなこと欧米人は知らないでしょうね。だから日本人の発言には意味がない。ただの歌詠みになる。     

 

>広島市・市民局平和推進課によると、“Evil” は「碑文の考案者でもあり、英文学が専門の雑賀忠義広島大教授が、米国の大学関係者に意見を求めるなどして練り続け、最終的に決定したもの」だという。   

>原爆慰霊碑の碑文については、これまでも「被害者である日本人が過ちを犯したかのような文言となっており、改めるべきではないか」との批判が寄せられ、広島市は『碑文の中の「過ち」とは、一個人や一国の行為を指すものではなく、人類全体が犯した戦争や核兵器使用を指しています』とホームページで説明している。   

 

一億総懺悔ですね。決意というものが無い。あるのは事の次第とその成り行きばかりですね。意思を働かせないから日本人は過ちを繰り返しますね。ああ空しい。         

 

>藤田氏は「碑文作成時は、過ちの主語に焦点が集まったため、浜井元市長は、それ以外の英訳については雑賀教授に任せていたのだと思う」と推測する。   

>8月6日に広島に投下された原爆によって、その日のうちに約14万人が死亡した。   

>被害の甚大さから雑賀氏が “Evil” と訳した心情は何となく察しがつくが、かつての戦勝国と敗戦国は、いまやG7加盟国として、ロシアや中国の覇権主義と対抗する関係にある。   

>国際情勢の変化を踏まえ、広島市は、碑文の英訳をmistakeに改めることを検討すべきかもしれない。   

 

Evilもmistakeも ‘事の次第と成り行きばかり’ の追求では避けられませんね。日本人には決意が必要です。意思の無い人間には意思決定は無理ですね。      

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

 

 

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閲覧数405 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/06/21 18:38
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