古代史に関する本を読んで気になった所をボチボチと巡っています。 ともに古代の豪族・物部氏に係わる神社と云う。 矢田久志玉比古神社(大和郡山市矢田町) 祭神は神武天皇より前にヤマト入りした櫛玉饒速日命、物部氏の祖神と云われる。 神事を行う祭祀集団として宮座があるが、謂れのある岩に注連縄を巻くに「先祖が饒速日に仕えたという伝承を持った人しか巻く資格がない」とか、これまで伝承・継続されていることに驚きです。 石上神宮(天理市布留町) 日本最古の神社の一つとされ、物部氏の総氏神とされているが、主祭神は、神武天皇の神剣に宿られる「布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)」。 物部氏の祖先がこれを祀ったとある。「山の辺の道」の起点にある。 神代に係わる由緒があり、それを祀る人があり、継続して今にあることに驚きです。 写真は 矢田久志玉比古神社の拝殿から本殿をのぞむ、と 二の矢塚 石上神宮の国宝の拝殿(1081年に白河法皇が宮中の新嘉殿を寄進されたとか) |