>日刊スポーツ >山口真由氏「自民党総裁選をみて、自民党は終わったな」総裁選の内向き論戦に言及 >日刊スポーツ新聞社によるストーリー・ >31分 >元財務官僚で信州大特任教授の弁護士山口真由氏が5日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分)に出演。 >番組では自民党総裁選について討議した。 >番組の収録は自民党総裁選の結果が判明する直前の3日だったが、9月22日に告示された総裁選について出演者が持論を展開した。 >自民党総裁選には小林鷹之・元経済安保担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)、高市早苗・前経済安保担当相(64)、小泉進次郎農相(44)の5人が立候補した。 >各候補が独自の主張や政策を抑え、深まらなかった論戦について山口氏は「正直言って、自民党総裁選をみて、自民党は終わったなと。 >終わっていいなと思った」と感想を漏らした。
それは残念なことですね。
>さらに内向きの論戦に終始したことに「ぶっちゃけ、党内融和なんてどうでもいい話。 >幅のある議論をしてほしいのに、小泉さんは政策を総動員して実施したいしか言わない。
彼は自分自身の政治哲学の話をしないのですね。
>ONE自民なんてどうでもいい」とぶった切り、「日本を再生する議論をきちんとしてほしい。
そうですね。政治哲学の無いところに党員の団結などありえませんね。
>消費税についても、外国人についても似たようなことを言っていて、こんなのだったら、自民党は1回、解党的ではなく解党して、新しい勢力が出ていき、民主主義が再興すればいいなと思った」と持論を主張した。
解党は何回やっても日本人の頭は変わらないでしょうね。 日本人には世界観がない。日本語文法には時制 (tense) というものがないので、非現実の内容を文にすることができない。過去・現在・未来とか前世・現世・来世とかいう非現実の独立した世界の内容を文の内容として表すことができない。 政治には未来の先取りが必要である。政治指導者は未来の世界の内容を国民に提示して理解を得て、国民を導く必要がある。わが国の政治家にはそれがないから指導力がない。現実にとどまっているから、話が小さくなる。その日暮らしになる。 我が国には何でもあるが、ただ夢と希望だけがない。
子供には現実 (事実) ばかりがあって非現実(哲学・考え) がない。 英米流の高等教育は子供に哲学を獲得するための教育である。 英米流の高等教育は子供を大人にする為の教育である。 子供が思春期になって、言語能力が飛躍的に増大するのを待って高等教育が行われる。
英語の文法には時制 (tense) というものがあって独立した非現実の三世界を表現することができる。 未来時制の文を使えば自己の意思を表すこともできるようになる。 意思を表すと加害者意識も経験することになる。 それが高じて罪の意識も理解できるようになる。罪の告白も可能になる。 深い反省にも陥ることもあるので原因の究明が行われる。 事故の原因究明がうやむやにはならない。
魂の救済を必要とする人も出て来る。 贖罪のための宗教 (キリスト教) も重要になる。 こうしたことで浅薄な人間が思慮深い人間に変身する。 だからどこの国でも高等教育に力を入れることになる。
哲学は非現実 (考え) の内容であるから、思考を停止している日本人には縁がない。 日本語は現実の内容だけを話す言語である。 日本式の判断だと見ることのできる内容は本当の事である。見ることのできない内容は嘘である。 だから現実の言葉 (日本語) を話す人が非現実を語る学習をすると常に失敗する。 嘘ばかりついていては学習に力が入らない。だからわが国は英米流の高等教育の導入に失敗した。何処の国も日本に我が子の高等教育の成果を期待する者はいない。
今の地球はアングロ・サクソンの支配体制にある。哲学が相手を引き付けて人々の尊敬を得る。アフリカ系米国人はアメリカの大統領になった。インド系英国人は英国の首相になっていた。これらは高等教育の賜物である。インド人は印欧語族であるからアングロ・サクソンと相性が良い。
当の日本人の若者はいまなお序列競争にうつつを抜かしていて、教育内容の吟味などする余地はない。 難関出身者が序列社会で優位に立つ話ばかりを気にしている。それで国のかじ取りが危うくなっている。
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