こんにちはっ。
読み仮名ふっていただいてありがとうございます。
こぼざわひろし~?と思ってました。だはははは
最近、本の虫と復活した夫に話しておきます。
(彼は私の読書のバロメーター)
関東は本当にさむそうですねぇ。風邪気味でいらっしゃるのも判る気がします。こちらも波があって昨日は日焼けするほど暑かったですよ。
脇役が好きです。
前にでる人間ではないという自覚があります。
主役を引き立てることに喜びを感じます。
そんな生き方これからもつづけたいですっ。
11時になっても18℃に成らない湘南。 北風5mが冷えを増長している。 海の波はそこそこあるが、この小雨のち曇り(冷え) では流石に人がいない。 昨日からやっと長いものを穿いて寝たが今朝は偏頭痛。 冴えない飛び石連休疲れと風邪気味の私です。 この間読書していた本 子母澤 寛 『脇役』 幕末から明治に生きた人達の生き様を描いたもの。 読み終わり、色んな生き方があるな~とも想う。 時代の急変に流されながらも頑張る皆さん。 秀才の変人が時代に翻弄される。 時代の先端に行過ぎて、門人の一人に切り殺される。 彼は英語の達人で、日本へ英国風の軍隊規律や軍法 を紹介。 明治まで生き残れば役に立つ人だった。 殺した門人は桐野利秋(中村半次郎)。 殺された人は赤松小三郎 (信州:上田藩の人で殺された時は薩摩藩師範) 殺したのは薩摩藩士。 後に陸軍少将となり、明治10年鹿児島で西郷さんと 共に死ぬ。 薩摩人には愛された模様も、先を見る目の無い人です。 やや短絡で殺しの名人だったのが不幸。 また、 赤松さんは秀才過ぎて非礼な人でこんな時代には生き 残りが難しいタイプではあった。 しかし国家的には役に立った筈で残念だ! 結果的には傍流でしか生きて行けないが、こんな方々 がいて日本という国家が成り立った。 主流で生きるのが人生の全てではない。 脇役でキチンと生きる人生も大事です。 僕の様に我が儘で食み出し者も脇役を務めている。 主流と想う皆さんは脇役以上の人生を送るべきですが、 実は脇役の方が人生を楽しめる。 生きるということは、面白いものです。 この本は昭和37年3月 中央公論社から出た。 文庫本に入っていると良いのですが。 最近、この著者の本を読み続けている私。 面白い本が多いと想う。 忙しすぎる世代には案外ピンと来なくても年齢を重ね ると、理解が出来るタイプのもの。 何時か、『子母澤 寛』が目に付いたらお読み下さい。 注;「しもざわ かん」と読む。 |