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2010年09月27日(月) 
11時になっても18℃に成らない湘南。
北風5mが冷えを増長している。

海の波はそこそこあるが、この小雨のち曇り(冷え)
では流石に人がいない。

昨日からやっと長いものを穿いて寝たが今朝は偏頭痛。
冴えない飛び石連休疲れと風邪気味の私です。

この間読書していた本
子母澤 寛 『脇役』
幕末から明治に生きた人達の生き様を描いたもの。

読み終わり、色んな生き方があるな~とも想う。
時代の急変に流されながらも頑張る皆さん。

秀才の変人が時代に翻弄される。
時代の先端に行過ぎて、門人の一人に切り殺される。
彼は英語の達人で、日本へ英国風の軍隊規律や軍法
を紹介。
明治まで生き残れば役に立つ人だった。

殺した門人は桐野利秋(中村半次郎)。
殺された人は赤松小三郎
(信州:上田藩の人で殺された時は薩摩藩師範)

殺したのは薩摩藩士。
後に陸軍少将となり、明治10年鹿児島で西郷さんと
共に死ぬ。
薩摩人には愛された模様も、先を見る目の無い人です。
やや短絡で殺しの名人だったのが不幸。
また、
赤松さんは秀才過ぎて非礼な人でこんな時代には生き
残りが難しいタイプではあった。
しかし国家的には役に立った筈で残念だ!

結果的には傍流でしか生きて行けないが、こんな方々
がいて日本という国家が成り立った。

主流で生きるのが人生の全てではない。
脇役でキチンと生きる人生も大事です。

僕の様に我が儘で食み出し者も脇役を務めている。

主流と想う皆さんは脇役以上の人生を送るべきですが、
実は脇役の方が人生を楽しめる。

生きるということは、面白いものです。

この本は昭和37年3月 中央公論社から出た。
文庫本に入っていると良いのですが。

最近、この著者の本を読み続けている私。
面白い本が多いと想う。
忙しすぎる世代には案外ピンと来なくても年齢を重ね
ると、理解が出来るタイプのもの。

何時か、『子母澤 寛』が目に付いたらお読み下さい。

注;「しもざわ かん」と読む。

閲覧数1,064 カテゴリ日記 コメント2 投稿日時2010/09/27 12:40
公開範囲外部公開
コメント(2)
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  • 2010/09/27 16:13
    こんにちはっ。

    読み仮名ふっていただいてありがとうございます。
    こぼざわひろし~?と思ってました。だはははは
    最近、本の虫と復活した夫に話しておきます。
    (彼は私の読書のバロメーター)

    関東は本当にさむそうですねぇ。風邪気味でいらっしゃるのも判る気がします。こちらも波があって昨日は日焼けするほど暑かったですよ。

    脇役が好きです。
    前にでる人間ではないという自覚があります。
    主役を引き立てることに喜びを感じます。
    そんな生き方これからもつづけたいですっ。
    次項有
  • 2010/10/06 17:26
    この方は新撰組のブーム第1号を引き起こした
    当時では著名な作家でした。

    少し忘れられていますが、消える作家ではあり
    ません。

    渋く生きた人々を書くと素晴らしい本になる。

    旦那さんを今後渋く生きさせるのは良い書物が
    多い作家です。

    遅い返事で御免なさい。
    次項有
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