大船渡市の末崎地区は陸前高田の隣接地域にある。
この集落は大津波の被害をもろに受けて壊滅。しかし、
高台に小・中が存在していたのが救いでした。
陸前高田と同じ壊滅印象も、瓦礫の撤去は遅れ気味。
辛うじて、何とか立っている家が多数あった。
門之浜港と集落との岸壁は高さ5m程も健在。
大津波は港内の施設をボロボロにしながら集落を襲う。
漁協の加工施設(港内)はやや変形するも立っている。
その屋根に1隻の小型船が横向きに乗っていた。
やや高い位置に赤松林が植えられていたが、健在なのは
10数本。
波で根元を残して持っていかれた松が多く見られた。
また、念入りに高台に構えた住宅も波にやられている。
しかし、
構造体が立っているだけでも、大工の腕の良さは感じら
れた。
東北の技:恐るべし・・・。
画像:門之浜港の珍風景と赤松林(門之浜湾)
5月19日