難しい問題ですね。
それぞれに利害関係が違いますし、古い土地ではまとめ役の方はさぞや大変でしょう。
行政はあくまでもサポート役なので、初めから人のお金(税金投入)目当てではうまくいかないと思います。
人のお金を当てにせず、あらゆる方を巻き込んで(コミュニティ作り)まずはどういう街にしたいかの話をする場からスタートして、話が煮詰まる(コンセンサスが醸成)してからスタートするのが良いような気がします。
○○様 前略、すっかりご無沙汰ですがお変わりありませんか。 先週、テレビや新聞で「鞆の浦の景観問題」に関する報道や記事を多く見ました。話題が全国的になっているのに面はゆい気分とちょっぴり誇らしさも感じました。 自分としては、もちろん景観を残してほしいと願いますが、帰省した際、近所の人に話を聞くと多くは埋め立て架橋推進の意見が多く、長年土地に暮らしている人と、故郷を出て外から見る者との場合とでは考え方が違うのだなあと難しさを感じます。 どちらの主張も両立できるような方策で落ち着いてほしいものと願っています。 日経新聞6月23日版、朝刊1面「春秋」欄 「まちづくり」と聞いて、何をおもい浮かべるだろうか。 大がかりな区画整理に、公共施設や道路の新設か。あるいは地元に根ざした催しの復活や古い建物の再生か。住む街の魅力を高めたいとの思いは同じでも、実際には対極ともいえる行動が1つの言葉で語られる。 ▼役所では主に建物や道路の新設を指す。混乱や誤解を避けるためか、市民グループなどで新語を使う例が増えた。街並みを残す「まちのこし」。今あるものや人のつながりをうまく使う「まちいかし」「まちづかい」。 お上に任せず自分たちで街を育てる「まちそだて」を説く向きも。歴史と人を生かすのが最近の流れだ。 ▼埋め立て・架橋か景観保全か。対立が続いた広島県福山市の港町、鞆の浦の新道建設で、県が小路工事計画を撤回する方針を固めた。3年前の差し止め判決で、裁判所が「国民の財産ともいうべき公益」と表現した昔ながらの景観を守るためだ。目的の一つだった渋滞解消に山側にトンネルをつくる代替案を検討するという。 ▼この計画、当初は今も残る旧中心街を取り壊し、旧道を拡幅する予定だった。同種の構想がそのまま実現したせいで、風情ある街が全国でどれだけ消えただろう。路地や街並み、景観を生かしつつ、架橋推進派が臨む防災や誘客も実現する。鞆の浦にはそんな新しい時代のまちいかし、まちそだての先駆例になってほしい。 ネット速報 ●「ポニョ」の舞台、鞆の浦の架橋撤回 広島知事 http://s.nikkei.com/Lk7sM3 ![]() ●広島県 鞆の浦架橋を正式撤回 http://nhk.jp/N42G5UdC ![]() 福山市は埋め立て推進派が多いようですが 貴君や、貴君の周りの方はどんな考えなのでしょうかね。 では又。 |