仕事やボランティアで高齢者に接する機会が多いので、11月30日に宇治市総合福祉会館で開催された「事業所から届け思いやり~高齢者も安心して生活できる地域に~高齢者あんしんサポート企業養成講座」に参加しました。 認知症についてある程度の知識はあったつもりですが、ちゃんと整理してまとめて学習させていただけてよかったと思いました。認知症の症状をよく知ること、かかわり方を知ること、大いに勉強になりました。 地域と地域の事業所がともに支えていかねばなりません。
1.認知症とは病気の総称であって病名ではない。一度獲得した知識が脳の委縮や細胞の死によって徐々に失われ、生活に支障をきたす状態。
2.認知症の症状 1)何度も同じことを聞く 2)昔のことは覚えているが最近のことは覚えられない 3)大事なものを置き忘れて探す 4)出来事や行動を丸ごと忘れる 5)整理ができない 6)新しいことが覚えられない 7)テレビ番組などの内容が理解できない 8)月日・曜日・場所を間違える 9)漢字や図が描けない 10)その他
3.認知症の人へのかかわり方 1)一度に二つのことは受け入れることができないのでお願いはひとつづつ 2)一番大切に思っている人、一番身近な人に一番つらく当たる(泥棒扱いなど) 3)自分にとって不利なことは認めない 4)感情面は正常です、認知症になっても心は生きている 5)本人と介護者は合わせ鏡である 6)認知症の人には「さっき」の時限はない、いつも崖っぷちに立っていて不安
配布されたパンフより 迷っている認知症の方と出会ったら 1)やさしく声をかける 2)お名前と住所をたずねる 3)困ったときは警察へ 4)怪我や体調が悪いようなときは救急車を 5)市役所、地域包括センターに連絡
大いに参考になりました。 認知症サポート養成講座なのに 「2.認知症の症状」の中には思い当たる節があります。
宇治市社会福祉協議会会長のご挨拶
高齢者の特性をまなぶ 栗栖 佳子先生のおはなし
何種類ものテキストをいただきました。
|