宇治某所の公園でギター、二胡、フィドルを持ち込んで、遊んでいた。

　相方さんのギターと唄にいつもは二胡で合わせる曲を、フィドルで合わせたくなった。

　相方さんはフィドルはちょっとと渋っていたけど最終的には一回だけねと合わせてくれた。

　演奏を始めると背中に優しい人の気配を感じた。上品そうなご高齢の女性の方が微笑みながら聴いてくれていると感じた。

　もっと豊かに表現してもっと喜んで欲しいと思った。そうしたら風の音や蝉の鳴き声や向こうのテニスをしている音や声まで一つの音楽になったような気がして、相方さんのギターと歌声が益々輝いて、それに乗っかるように自分のフィドルの音が響いた。こんな状態になると永遠に奏でていたいと思ってしまうけれど、曲には終わりがある。

　弾き終わるとやはり背中から想像通りのご婦人が拍手をくださって「ありがとう。素敵な演奏を。」と何とも言えない笑顔をくださいました。

　フィドルだけは褒めてくれない相方さんも、今のはちょっと良かったと言ってくれたww。

　この２０日の日曜日、龍馬通りの「おとせの手作り市」でジャスとサイ'sでフィドルはやりませんが、ちょっと演奏させていただきます♪