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2018年03月15日(木) 

 

 

>漢字かな交じり文の効率性

>漢字が優れた表記法であることは、いろいろな科学的実験で検証されている。>日本道路公団が、かつてどういう地名の標識を使ったら、ドライバーが早く正確に認識できるか、という実験を行った。>「TOKYO」「とうきょう」「東京」の3種類の標識を作って、読み取るのにどれだけの時間がかかるかを測定したところ、「TOKYO」は1.5秒だったのに対し、「とうきょう」は約半分の0.7秒、そして「東京」はさらにその十分の一以下の0.06秒だった。

 

文字のない交通標識と同様に、表意式の漢字の読み取りが早いのですね。

 

>考えてみれば当然だ。>ローマ字やひらがなは表音文字である。>読んだ文字を音に変換し、さらに音から意味に変換する作業を脳の中でしなければならない。>それに対し漢字は表意文字でそれ自体で意味を持つから、変換作業が少ないのである。

 

そうでしょうね。

 

>日本人はこの優れた、しかしまったく言語系統の異なる漢字を導入して、さらにそこから、ひらがな、カタカナという表意文字を発明した。>その結果、数千の表意文字と2種類の表音文字を使うという、世界でも最も複雑な表記システムを発明した。

 

表記は簡単な方が良いですね。

 

>たとえば、以下の3つの文章を比べてみよう。

>朝聞道夕死可矣>あしたにみちをきかばゆうべにしすともかなり>朝に道を聞かば夕に死すとも可なり

>漢字だけ、あるいは、ひらがなだけでは、いかにも平板で読みにくいが、漢字かな交じり文では名詞や動詞など重要な部分が漢字でくっきりと浮かび上がるので、文章の骨格が一目で分かる。>漢字かな交じり文は書くのは大変だが、読むにはまことに効率的なシステムである。

 

日本人にとっては、そうでしょうね。だが、外国人にとってはどうでしょうかね。漢字の字形と音訓の習得に多大な時間を費やして、肝心な技術習得には力が入らないのではないですかね。

 

>情報化時代になって、書く方の苦労は、かな漢字変換などの技術的発達により、急速に軽減されつつあるが、読む方の効率化はそれほど進まないし、また情報の洪水で読み手の負担はますます増大しつつある。>読む方では最高の効率を持つ漢字かな交じり文は情報化時代に適した表記システムであると言える。

 

かな漢字表記は、詰め込み教育には適しているようですね。自己表現の方は、どんなもんでしょう。

 

>漢字教育で逞しい子どもを育てよう

>英国ケンブリッジ大学のリチャードソン博士が中心となって、日米英仏独の5カ国の学者が協力して、一つの共通知能テストを作り上げた。>そのテストで5カ国の子ども知能を測定したところ、日本以外の4カ国の子どもは平均知能指数が100だったのに、日本の子どもは111だった。>知能指数で11も差が出るのは大変なことだというので、イギリスの科学専門誌「ネイチャー」に発表された。

 

それは、興味のある結果ですね。

 

>博士らがどうして日本の子どもは知能がずば抜けて高いのか、と考えた所、この5カ国のうち、日本だけが使っている漢字に行き着いたのである。

 

そうかもしれませんね。漢字の本場である中国のテスト結果を知りたいものですね。

 

>この仮説は、石井式で知能指数が130にも伸びる、という結果と符合している。

 

知能指数が我々の生活にどのような結果をもたらしているのでしょうかね。英米仏独の人と比べて特に日本人が知的であるという話も聞いたことがありませんけどね。テストの成績は成績として、ただそれだけのものではありませんか。

 

>戦後、占領軍の圧力や盲目的な欧米崇拝から漢字をやめてカタナカ書きやローマ字書きにしよう、あるいはせめて漢字の数を減らそうという「国語改革」が唱えられ、一部推進された。

 

漢字は数が多く、画数も多いので、覚えるのが難しいですね。特に非漢字圏の初学者には習得が難しいです。日本の漢字の読み方はさらに難しくて、常に役所の書類でも、振り仮名を必要とします。言語の習得には素読が有効であるとされていますが、表音式でないと、正しく読むことも難しいですね。詰め込み教育では、会話の練習にはなりません。考えを発展させるには、議論が欠かせませんね。日本語を話せることになるのが一番大切ですね。

 

>こうした科学的根拠のない「迷信」は事実に基づいた石井式漢字学習によって一掃されつつある。

 

かな漢字を覚えても通用する国は、日本位なものでしょう。中国でも、難しいでしょう。日本人に地球規模の影響を与える貢献をさせるためには、日本語を世界の第二言語にする必要がありますね。日本語を地球規模の第二言語とするためには、ローマ字 (alphabet) 書きが効果的だと思います。さすれば、来日している技術研修生との意見交換が出来て、その技術習得にも効果が上がります。知日派が海外に増えて日本の基準が世界の基準となることでしょう。

 

>国語力こそ子どもの心を大きく伸ばす基盤である。>国語力の土壌の上に、思考力、表現力、知的興味、主体性などが花開いていく。>そして国語を急速に習得する幼児期に、たくさんの漢字を覚えることで、子どもの国語力は豊かに造成されるのである。

 

日本語の話者も中国語の話者も、主としてそれぞれの言語を母語としている人たちで構成されています。それとは対照的に、英語の話者のほぼ半数は、第二言語として英語を話す人たちです。第二言語は、その言語の有用性のために母語以外の言語として習得するものです。漢字の複雑さが日・中の言語の国際的な普及を妨げているのではないでしょうか。日本語の話者を増やすには、日本語を第二言語とする話者を国外にも増やすことです。さすれば、日本人の考えも世界に通じやすくなります。思考方法・表現方法・知的興味・主体性も国際的にさらに容易に理解されるものと考えられます。

 

>石井式漢字学習によって、全国津々浦々の子供たちが楽しく漢字を学びつつ、明日を担う日本人としての逞しい知力と精神を育んでいくことを期待したい。

 

漢字による考え方は、グローバルにも、ユンバーサルの考え方にも繋がらないでしょうね。漢字は、漢人 (中国人) の考えを表すために作られています。ですから、時代に追いつくことが出来ずに ‘カナ書き外来語’ が我が国に蔓延するのでしょう。子供たちに国際的な道を開いて、この島国に閉じ込めない方がよいでしょうね。

 

 

 

 

 

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閲覧数1,251 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2018/03/15 23:14
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