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2018年11月15日(木) 

 

 

(略)

>中学校一年生が四月に、最初の英語の授業を受ける時に、胸がわくわくどきどきして、期待で胸をはじけそうになる・・・というようなことはまずないんじゃないでしょうか。>ほかの教科とも同じでしょうけれど、英語を通じて獲得するものが「文化」ではないことは中学生にもわかるからです。

 

日本語の世界の中にいて、全世界についての何もかも理解可能であると考えられているからではないでしょうか。

 

>わかっているのは、英語の出来不出来で、自分たちは格付けされて、英語ができないと受験にも、就職にも不利である、就職しても出世できないということだけです。

 

そうですね。我々の社会は序列社会ですからね。あらゆる結果が人間としての格付けに利用されていますね。

 

>そういう世俗的で功利的な理由で英語学習を動機づけようとしている。

 

そうですね。それにしても、’立身出世’ の掛け声はもう古いのではないでしょうか。

 

>でも、そんなもので子どもたちの学習意欲が高まるはずがない。

 

そうですね。ゲームの方が魅力的でしょうね。

 

>(中略)

>外国語を学ぶことの本義は、一言で言えば、「日本人なら誰でもすでに知っていること」の外部について学ぶことです。

 

そうですね。‘哲学とはなんだ’ 、’哲学とは何だ’ と日本人が激しく尋ねるようなものですね。

 

>母語的な価値観の「外部」が存在するということを知ることです。

 

日本人が、三千世界を知ることもその一つですね。

 

>自分たちの母語では記述できない、母語にはその語彙さえ存在しない思念や感情や論理が存在すると知ることです。

 

そうですね。現地に滞在した時の実感も必要でしょうね。

 

>(中略)

>外国語を学ぶ目的は、われわれとは違うしかたで世界を分節し、われわれとは違う景色を見ている人たちに想像的に共感することです。

>われわれとはコスモロジーが違う、価値観、美意識が違う、死生観が違う、何もかも違うような人たちがいて、その人たちから見た世界の風景がそこにある。>外国語を学ぶというのは、その世界に接近してゆくことです。 

 

そうですね。現地の人達との交流が、相互理解の助けになりますね。

 

>フランス語でしか表現できない哲学的概念とか、ヘブライ語でしか表現できない宗教的概念とか、英語でしか表現できない感情とか、そういうものがあるんです。

 

だから、日本語の文章にもカタカナ外来語が増えるのですね。

 

>それを学ぶことを通じて、それと日本語との隔絶やずれをどうやって調整しようか努力することを通じて、人間は「母語の檻」から抜け出すことができる。>外国語を学ぶことの最大の目標はそれでしょう。

 

国際的な理解促進ということになりますね。

 

>母語的な現実、母語的な物の見方から離脱すること。

 

日本人がインド哲学を語るようなものでしょうね。

 

>母語的分節とは違う仕方で世界を見ること、母語とは違う言語で自分自身を語ること。>それを経験することが外国語を学ぶことの「甲斐」だと思うのです。

 

そうですね。それができると良いですね。

 

>(中略)

>でも、今の日本の英語教育は「母語の檻」からの離脱など眼中にない。>それが「目標言語は英語だが、目標文化は日本だ」ということの意味です。

 

なるほど。英語を見て・聞いて、それをいかに日本的な内容として解釈するかということが現今の目標ということですね。井の中の蛙ですね。

 

>外国語なんか別に学ぶ必要はないのだが、英語ができないとビジネスができないから、バカにされるから、だから英語をやるんだ、と。>言っている本人はそれなりにリアリズムを語っているつもりでいるんでしょう。

 

日本人には、現実しかないですからね。無哲学・能天気は治らない。

 

>でも、現実にその結果として、日本の子どもたちの英語力は劇的に低下してきている。>そりゃそうです。>「ユニクロのシンガポール支店長」が「上がり」であるような英語教育を受けていたら、そもそもそんな仕事に何の興味もない子どもたちは英語をやる理由がない。 

 

そうですね。手段 (英語教育) の目的化では、真の目的 (英米文化の理解) は達せられませんね。日本文化の浅はかなところですね。

 

 

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閲覧数480 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2018/11/15 05:37
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