> 　一昨日の国民民主党両院議員総会で承認された立民・民民の旧民主党連合の合流沙汰だが、読朝毎産経の主要紙のうち、社説で取り上げたのは毎日一社のみだった。

旧民主党連合の合流は政治のニュースとして価値がないのでしょうね。

>その毎日も無条件合流がならなかったことが不満らしく、民民党の分裂に苦言を呈し、「共同歩調を取る今の統一会派方式の方が、まだましだった――。　>そんな事態になるのを懸念する」と恨み節だ。　>同紙は「理念と政策の一致は不可欠だ」と書きながら、「巨大与党体制に対抗していくためには、野党はより大きく固まる必要がある」と理念をすっ飛ばした合流を訴えている。　　

無哲学・能天気の国の政党は、大きく固まるのが難しいですね。　　　

非現実 (考え) の内容は、英語では時制 (tense) のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観 (world view) と言われている。世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその白紙の内容を埋めて行く。自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実の内容を批判すれば、批判精神 (critical thinking) の持ち主になる。  

日本語には時制がない。だから、日本人には世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。わが国のマスコミも現実をただ単に垂れ流す。だから、個性がない。本人にも相手にも何を考えているのかわからない。だから、相手からも信頼されることもない。未来社会の建設にも協力者が得られない。かくして、日本人は国際社会に貢献する度合いが限られる。　　

>この新聞にも理念がないことの証左である。　　

日本の新聞に理念があれば、その新聞は有力紙になれるでしょうね。　　

>　朝日あたりもこの野党合流にエールを送るかと思ったが、恐らく半月後の新党結成を、提灯記事で華々しく伝えるつもりなのだろう。　>社説で説くことにまでは至っていない。　>しかしそれも時間の問題で、合流で党の規模が確定し、綱領や基本政策（あれば、の話）が発表されれば、反安倍政権の受け皿として持ち上げまくるはずだ。　　

政局の政治になりますね。　　　

>反安倍となればどんな勢力でも利用するのが彼らで、時に外国勢力まで利用する彼らが、確率は別としても政権交代の可能性がある政治勢力をフル活用しないわけがない。　>　さてその特定野党だが、慶応大病院に検査通院した安倍総理の健康状態をめぐり、節操のない主張を展開している。　>野党「首相は健康状態説明を」　与党は難色（FNN）　>安倍首相の健康状態を懸念する声が出ている中、野党側は、安倍首相が国会に出席し、健康状態などを自ら説明するよう求めたが、与党側は難色を示した。　　

野党側は政策の政治に集中すべきですね。安倍首相に不都合があるならば、その時は彼の方から説明があるでしょうね。　　　　　

>自民党と立憲民主党の国対委員長が20日に会談し、野党側は、安倍首相が9月上旬に予算委員会に出席して、自らの体調やコロナ対策について説明すべきだと求めた。 >立憲民主党・安住国対委員長「集中審議をお願いしたい。そろそろ総理の方から直接、体調が万全なのかどうか、今の健康状態含めて、国民にお話しなさったらどうですか」 >自民党の森山国対委員長は、安倍首相の体調について、「あまり無理をなさらずに、健康回復していただくことを祈っている」と述べる一方で、予算委員会の集中審議については、野党の合流に向けた動きを見定める必要があるとして、難色を示した。 >　拙ブログ [私的憂国の書] では以前から繰り返し、旧民主党の議員・政党を「政策がない政局だけの政党」であると批判してきた。　　

そうですね。’政局だけの政党’ では未来社会の建設は不可能ですね。　　　

>この、総理の健康状態に関する説明要求も根本的には同質だ。

そうですね。安倍総理には麻生副総理もいることだし、問題はないですね。　　

>仮に国会を開き、安倍総理が自分の口から健康状態を説明したとしても、彼らは恐らく「その説明では納得できない」とゴネ始める。　>しまいには主治医を国会に呼べというかもしれないし、診断書を見せろというかもしれない。　>彼らはそういう政党であり議員なのだ。

そうですね。彼らは政策の政党ではなく、政局の政党ですね。政策の目的が無いので、手段の目的化が生じているのでしょうね。無哲学・能天気ではいられませんね。　　

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