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2020年09月15日(火) 

 

 

>360149 (今秋の豊橋市長選の意味を考える) ~不思議な閉塞状況にある日本の政治~その1 >takigawa hayami ( 大阪市 )  20/09/14 AM10 

>記事は地元豊橋市の市長選挙に向けた、山本正樹氏の時代分析である。>長文だが分割して全文を紹介したい。>リンクより転載。

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> 今から百年以上も前に詩人、石川啄木が時代閉塞の状況を次のように嘆いている。> 「我々青年を囲繞(いぎょうする)空気は、今やもうすこしも流動しなくなった。>強権の勢力は普(あまねく)国内に行わたっている。>現代社会組織はその隅々(すみずみ)まで発達している。>――そうしてその発達がもはや完成に近い程度まで進んでいることは、その制度の有する欠陥の日一日明白になっていることによって知ることができる。」

 

日本語の文法には時制というものがない。だから、’我らは何処に行くのか’ という未来に関する哲学的命題を日本人は発想できない。現実の内容の把握ばかりでは未来に対する見通しが立たず時代閉塞感に苛まれることになる。

非現実の内容は、時制のある文章により表される。非現実の内容はそれぞれに独立した三世界 (過去・現在・未来) の内容として表される。その内容は世界観と言われている。世界観は、人生の始まりにおいては白紙の状態である。人生経験を積むにしたがって、各人がその内容を埋めて行く。自己のその内容 (非現実) を基準にとって現実の内容を批判すれば、批判精神の持ち主になる。批判精神のない人の文章は、現実の内容の垂れ流しになる。

日本語の文法には時制がない。だから、日本人には世界観がない。そして、日本人には批判精神がない。マスコミも現実を垂れ流す。だから、個性がなく有力紙が育たない。本人にも相手にも何を考えているのかわからない。だから、相手からも信頼されない。協力者が得られない。日本人が国際社会に貢献する度合いも限られている。

 

>  そして今も、あの小泉純一郎氏によって顕著になった「テレビ型劇場政治」の展開が続く中で “本当の価値”、簡単な言葉でいうと生死にかかわる選択の問題は、311という戦後日本の大きな節目を告げる事件があったにもかかわらず、ある意味、現実逃避の東京オリンピック騒ぎのなかでかき消されていき、直感的、直情的、非論理的、扇動的な政治が、今も展開され続けている。

>2011年3月11日に発令された「原子力緊急事態宣言」は、いまだに解除されていないのだが、多くの国民はそのことさえ、忘れてしまっている。

 

そうですね。日本人は熱しやすく冷めやすい。過去は疾く風化しますね。

‘周りの影響を受けずに、真に独立した考えができる知識人がいない。’( グレゴリー・クラーク)   

 

>さらに驚くべきことは、コロナパンデミックによって東京オリンピックの開催がほぼ、絶望的になったにもかかわらず、今回の都知事選挙の結果を見れば、明らかなように日本社会全体が現実逃避の現状維持の選択を許容し続けていることである。

> 全く未来の展望が見えない時代閉塞の状況にあるにも関わらず、それを認めたくない空気が日本社会に蔓延しているのである。

 

そうですね。日本人は現実直視が苦手ですね。   

 

>世界的なコロナ危機が襲い、世界全体の経済システムが大きく変わろうとしているにも関わらず、諦められないカジノ誘致、万博誘致、リニア新幹線。

>おそらく、それらは、私たち多くの日本人が、あの平成バブルの時代に戻れる、<ジャパンアズナンバーワン>の幻想に耽ることができるから今も取り上げられているのだろう。

>それは、明らかに厳しい現実を直視したくない、大きな時代の変化を認めたくない気持ちが生む現実逃避である。

 

そうですね。お変わりのないことが何よりのことです。  

 

>  なぜ、私たちはこんなにも惨めな現実にしがみ付きたいほど不安なのか 

 

それは、日本人には非現実 (考え) というものがないからでしょう。  

 

> それは、私たちが簡単に明るい未来を展望できない状況に陥っているからだ。

 

そうでしょうね。日本語の文法には時制というものがない。だから、過去・現在・未来の非現実の独立した三世界内容を文章にすることができない。全ての考えは文章になる。文章にならないものは考えではない。かくして、日本人は無哲学・能天気となっている。  

 

>ちょっと、振り返ってみればわかるが、戦後日本経済のピークは1980年代でその経済膨張は、結果的にはバブル経済を生み、バブル崩壊に到る。

>その結果、終身雇用と年功序列を基本とした日本型経営は完全に過去のものになり、戦後、高度成長によって創られた企業と個人の幸福な関係は、あっという間に終焉を迎えてしまった。  

 

そうですね。  

 

 

.

 

 

 

 

 


閲覧数321 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2020/09/15 15:56
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