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2021年02月12日(金) 

 

>最も強力な抵抗は、徹底して謙虚であること  

>そのように利用しようと企てる人に対しては、先ほど述べた、徹底した「知に対する謙虚さ」が大きな抵抗になります。 

 

そうですね。   

 

>マーティン・ルーサー・キング・ジュニアやガンジーなど、暴力よりも非暴力の抵抗のほうが強いという言い方があるように、さまざまな知に対して徹底して謙虚であることは、シンプルに相手を攻撃する人たちよりも強く、政治的な企てにも翻弄されない強い足場を持ちます。 

 

キング牧師は ‘私には夢がある’ と言いました。日本人の夢はつかみどころのないものですが、英米人の夢は未来の確たる内容ですね。ですから、演説を聞く聴衆のとらえ方も言語に時制のあるなしで違ってきますね。    

 

>知の世界における、ある種の非暴力主義ですね。 

>私は決してナショナリズムを否定するわけでありませんが、ナショナリズムが政治的にどう使われるかということ自体が問題になるわけで、そういったときに知的伝統の中で冷静に判断をできる人がいて、多様な判断が存在するのであれば、私は、ナショナリズムを否定する立場にはありません。>それは「内部の参照点」のひとつだと思っています。   

 

日本人に現実直視は難しいですね。日本人は忖度に忙しいですからね。    

 

>須賀:ナショナリズムそのものを否定するのではなく、それに翻弄されない足場作りが重要だということ。  

 

そうですね。知的な考察が必要ですね。

勿論、普通の人間は戦争を望まない。しかし、国民を戦争に参加させるのは、常に簡単な事だ。とても単純だ。国民には攻撃されつつあると言い、平和主義者を愛国心に欠けていると非難し、国を危険にさらしていると主張する以外には、何もする必要がない。この方法はどんな国でも有効だ (ヘルマン・ゲーリング)。

 

>その態度こそが「知に対する謙虚さ」だということですね。

>苅谷:おっしゃるとおりです。>そういった個人をできるだけつくるのが大学の役割だと思っています。   

 

我々日本人は無哲学・能天気ではいられませんね。各人に哲学は必要である。Everyone needs a philosophy. 我々には英米流の高等教育が必要ですね。そこで自己の哲学を完成させる必要があります。   

 

>グローバル化に振り回されずに、自分たちの「内部の参照点」に根ざした足場をきちんと持つことが重要です。  

 

グローバル化の実態は気分・雰囲気ですね。現実の内容は千変万化してやまない。ですから、人々は現実の内容に振り回されている。   

 

>150年以上に及ぶ日本の近代化の経験というのは、それ自体が一種の歴史的な実験室のようなもので、そこから学べることは本当に多くあります。  

 

そうですね。わが国の近代史は宝の山ですね。   

 

>苅谷:近代化、工業化の過程で生じた水俣病などの例も、地球環境や汚染の問題を考えるうえで、必ず参考にすべきことだと思います。 >福島第一原発の事故も然りです。 

 

気分・雰囲気に溺れて日本人は大怪我をしたのですね。   

 

>日本の歴史を振り返ると、いろいろな時代に「参照点」となる場所がたくさん詰まっています。  

 

そうですね。太平洋戦争がその好例でしょうね。   

田原総一朗です。・・・・・ 侵略戦争が良いとは思わないが、いわゆる先進国はイギリスをはじめ例外なくいずれも侵略戦争をたびたび行い、戦争に勝って相手を植民地にしてきた国である。誤解を恐れずに言えば、勝てば官軍である。 問題は日中戦争だ。日中戦争の発端である盧溝橋事件は中国側が先に撃ったのである。盧溝橋の現地人は停戦協定を結んだ。ところが参謀本部が中国をやってしまえ、という事になった。中国を完全に甘くみていたのである。そして、イギリスやフランスが日本を支持してくれると思い込んでいたのだ。ところが、その中国の利権を巡ってイギリスと対立関係となった。イギリス、フランス、そしてアメリカ等が日本と険悪な状態になり、ついに孤立してしまった。そして大東亜戦争に突入せざる得なくなった。米・英・蘭、そして中、更にロシアまで敵にして勝てるはずがない。はじめから負けるに決まってる戦争に突入してしまったわけだ。(引用終り)          

 

>そして、そういったことを理解できる、さらに理解できるだけでなく、人類のために役に立てられる人は日本の教育でしか作ることができません。

 

我が国の内部参照点は日本人の知的な教育により生かされますね。外国の内部参照点は各国の人民教育により生かされますね。

 

>須賀:まさしく日本の教育にしかできないことですね。  

 

日本の内部参照点は日本人の教育により大きく生かされることでしょう。   

 

(略)

 

 

.

 

 

 

 

 


閲覧数324 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2021/02/12 03:29
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