(まちづくり協議会 理事) 岡原区長 石川正己
日本全国で新型コロナウィルスが猛威を振るっています。そんな中、昨年から続くコロナ禍でも中止することなく実行してきた行事、さなぶり。 600年ほど昔から続く伝統の民族行事で、市無形民俗文化財に指定されています。子供達が深夜に豊作や家内安全を祈ったり、厄払いをする為に、若竹を持って各戸を廻ります。 「ねんねこやいと、ほうらやいと」の元気な声が聞こえると、不思議と心が洗われる感じがします。コロナさえ、吹き飛ばしてくれそうです。地域ならではの、歴史・伝統・文化として、これからも地域一体となって、大切に守り続けていきたいと思います。
「広報 おおぶち 第29号」 令和3年6月10日 大渕地区まちづくり協議会
注: 大渕には九地区あります。野賀地区 (動画) では深夜が夕方に変わりました。 以前は大笹と小笹がありました。今は小笹だけになりました。大笹は数人で持ち運び、地面に立てて振っていました。 唱え方も地区により異なっています。当地区では「ちゃんちゃこやいと、ほろほろやいと」と唱えています。
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