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2023年05月24日(水) 

 

>ZUU Online   >日本の賃金が上がらなかった「本当の理由」   >1 時間前   

>本記事は、山田順氏の著書『日本経済の壁』(エムディエヌコーポレーション)の中から一部を抜粋・編集しています。   

>■ 日本の賃金が上がらなかった本当の理由   

>金融緩和によって経済が活性化するなど、ほぼありえない。   

>そんなことより、経済成長をはばみ、賃金の上昇を妨げている制度を改革すべきだった。   

>たとえば、正規雇用者の労働流動性を高め、年功序列、終身雇用システムを止めていれば、日本人の平均賃金はもっと上がっただろう。   

 

我が国の序列社会が問題ですね。縦社会 (序列社会) に労働流動性はありませんね。      

 

>しかし、これまで日本がやってきたのは、非正規雇用を増やして、彼らに正規雇用の仕事をさせるという〝逆行政策”だった。   

>日本人の平均賃金が上がらなかったのは、経済成長ができなかったからだが、そうなってしまった構造的な原因は、賃金が安く済む非正規雇用者を増やしたことにある。   

>いまでは、非正規雇用者は、約2,101万人で日本の全雇用労働者の約4割を占めるまでになった。   

>非正規といっても、「同一賃金同一労働」が実現していれば、問題は大きくならなかっただろう。   

>しかし、日本は〝身分社会”のため、両者の格差は歴然とついてしまった。   

 

そうですね。序列社会では下の者ほど割が悪いですからね。全国民が向上心に期待をかけていますね。働けど働けど我が暮らし、、、、ということですかね。 

 

>厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(2021年)によると、正社員・正職員の平均給与は323万4,000円(年齢42.2歳、勤続年数12.5年)、非正規雇用者は216万7,000円(年齢48.8歳、勤続年数8.7年)となっていて、年収に100万円以上もの差がある。   

>しかも、非正規雇用者は、今後さらに増え続ける傾向にある。   

>いまや多くの企業で定年はなくなり、人々はかつての定年年齢を過ぎても働き続けている。   

>これは年金だけでは生活が成り立たないからだが、こうした高齢者の雇用のほとんどが非正規であり、その賃金は現役時代の半分がいいところである。   

>このような非正規の高齢労働者が労働市場に存在するかぎり、平均賃金が上がるわけがない。   

>スタグフレーションは、非正規労働者の暮らしを窮地に追い込む。   

>2022年秋から、一部の企業は一時的なインフレ手当を社員に支給するようになった。   

>しかし、これは余裕のある大企業だけの話であり、当然ながら非正規社員には支給されない。   

(略)

>■ スタグフレーションの対抗策はストライキ   

>スタグフレーションから、資産を持たない庶民が逃れる手立てはほぼない。   

>しかし、なにもしなければ、生活はどんどん困窮化する。   

>物価上昇が続くかぎり、節約しても限度がある。   

>そこで、2022年の暮れから世界各国で大規模なストライキが起こるようになった。   

>英国では、年末年始に地下鉄、鉄道、バス、飛行機などの交通機関がマヒするストライキが続いた。   

>また、医療関係者も、過去100年間の歴史のなかで最大規模のストライキを行った。   

>看護師労働組合に属する10万人の看護師が19%の賃上げを求めたストライキは、世界中で報道された。   

>看護師労働組合の要求を受けて、イングランドとウェールズ政府はNHS(国民保健サービス)の下で働く職員に対して、平均4.75%、賃金を引き上げると発表した。   

>しかし、英国のインフレ率は10%を超えているので、この程度では〝焼け石に水”に過ぎなかった。   

>郵便局職員、小中高教員、大学職員なども大規模なストライキを行った。   

>そのため、英国では子どもたちが学校に行けなくなる事態が続いた。   

>フランスでは、年金支給年齢を62歳から64歳に引き上げる法案が発端となって、学校教員の約65%が参加するストライキが起こった。   

>アメリカでも大規模ストライキが続いた。   

>ニューヨークでは、約7,000人の看護師が、賃上げだけでなく看護師の増員を求めて3日間のストライキを行った。   

>その結果、ニューヨーク州看護師組合は、向こう3年間で19.1%の賃上げを勝ち取った。   

>カリフォルニアでは、カリフォルニア大学の大学院生や講師ら4万8,000人が賃上げを求めてクリスマスストライキを行い、25%から80%の賃上げや育児休暇を勝ち取った。   

>このように、スタグフレーションは世界中にストライキの嵐をもたらした。   

>ところが、日本では抗議デモすら起こらない。   

 

日本人には意思が無い。だから、能動が無くて受動ばかりがある。   

 

>しかし、スタグフレーションが亢進していけば、やがて日本でも大規模なストライキが起こる可能性がある。   

 

天明の打ちこわしか。政治改革には繋がらないでしょうね。無哲学・脳天気では。我々のノンポリ・政治音痴は一種の日本病ですね。      

 

>そうなれば、これまでの政治・経済システムは地殻変動を起こすかもしれない。   

 

我々日本人は日本語と英語の両言語を良く学び、思考における時制の大切さを十分に理解する必要がありますね。英語にある時制 (tense) を使った考え方を会得すれば、我々は自己の意思 (will) を明らかにすることも可能になるし、自分自身の世界観 (world view) を持つことも出来ます。さすれば我々は国際社会において相手の理解も得られ、未来社会の建設に協力することも可能になります。かくして、我々日本人は、人類の進歩に一層の貢献が可能になるでしょう。 

 

>山田順   

>ジャーナリスト・作家   

>1952年、神奈川県横浜市生まれ。   

>立教大学文学部卒業後、光文社に入社。   

>『女性自身』編集部、『カッパブックス』編集部を経て、2002年、『光文社 ペーパーバックス』を創刊し編集長を務める。   

>2010年より、作家、ジャーナリストとして活動中。   

>主な著書に、『出版大崩壊』(文春新書)、『資産フライト』(文春新書)、『中国の夢は100年たっても実現しない』(PHP研究所)、『永久属国論』(さくら舎)などがある。   

>翻訳書には『ロシアン・ゴットファーザー』(リム出版)がある。    

>近著に『コロナショック』、『コロナ敗戦後の世界』(MdN新書)がある。   

 

 

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閲覧数14 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2023/05/24 16:23
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