>常識を揺さぶる「究極の問い」に、あなたは何とこたえますか? >クローン人間はNG? >私の命、売れますか? >あなたは飼い犬より自由?
自由とは意思の自由の事である。日本人には意思が無い。だから自由自体にも意味がない。不自由を常と思えば不足なし。
>激動の時代だからこそ、常識を疑う知性が求められる——! >法と道徳、功利主義、人権、自由、平等、アナーキズム……答えのない問いに挑み私たちの常識を激しく揺さぶる、悪魔の法哲学教室! >本記事では、訴訟社会の負の側面をくわしくみていきます。 >※本記事は住吉雅美『あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン』から抜粋・編集したものです。 >何でも他人のせいにする人が増えてきた >訴訟社会になると、妙な訴訟が出てくる。 >自分がいま社会で苦労しているのは、自分に十分な教育を与えてくれなかった母校が悪いといって出身校を訴えるとか、自分の能力が低いのは、ダメな遺伝子を与えた親が悪いといって両親を訴えるなどである。 >こういう訴えを本気でする人々は、何でも他人のせいにして生き抜こうとする幼稚な人々なのだろうと思う。
そうですね。日本人には意思が無い。だから被害者意識があっても加害者意識がない。日本人の社会は実に恨めしい社会です。化け物も ‘恨めしや―’ と言って出て来る。外国では化け物は何と言って出てくるのかしら。
>他人のちょっとした粗を発見して、それを手掛かりに自分の利益を引き出そうとする、そういう関心でしか他人と関われない哀れな人々である。 >そういう連中にとって法律の知識は格好の武器になってしまう。 >これも法化のあらわれなのかなと思う例を紹介しよう。 >法律の条文を無条件に受け容れ、無闇に厳格な遵守を求めた事例である。 >かつて日本の伝統ある有名な洋菓子メーカーが、シュークリームを作る際に消費期限が1〜2日過ぎた牛乳を使用したということが判明し、食品衛生法違反の疑いで摘発された。 >結果として作られたシュークリームはすべて廃棄され、操業停止となった。 >こういう話は日本ではよくあることで、ほとんどの人々が、法律を遵守しない企業が悪いから大量の商品廃棄や制裁もやむを得ないと考えるだろう。 >しかしこの事件の場合、本当にシュークリームの大量廃棄は必要だったのだろうか? >使われた牛乳は消費期限を1〜2日過ぎていたというが、それは一般の牛乳メーカーの消費期限より短く設定されていたという。 >つまり普段飲む牛乳としては消費期限は問題がなかった。 >なのに食品衛生法という法律の文言には引っかかるから違反であるとされたにすぎないのである。 >しかも、この牛乳は生で消費者に提供されるものではなく、菓子の原料として加熱・加工されるものである。 >それを食べたからといって食中毒になるとは思えない。 >だからできあがったシュークリームを、単に法律違反だからといって大量廃棄したことがどうしても解せないのである。
あなたはそのシュークリームをどうしたいのですか。
>洋菓子メーカーが期限切れの牛乳を用いたのは故意か過失かはわからないが、形式上の法律違反があったならばそれはそのように処理されるしかない。 >しかし、できあがった大量の洋菓子に実際上の問題がないなら、何も廃棄することはなかったのではないか。
あなたはそのシュークリームをどうしたいのですか。
>そういう場合には、「製造過程で1〜2日期限切れの牛乳を使用しておりますが、衛生上まっ たく問題はありませんので、召し上がりたい方は無料でお召し上がり下さい」とか掲示して、食べたい人々に提供すればいいのに、と私は考える。 >たかが法律違反、というと怒られるが、そもそも何のための食品衛生法かということを考えるべきである。 >それは業者に対して、消費者に衛生的で安全な食べ物を提供するよう義務づける趣旨の法律なのだから、事実上食中毒にならない商品であればよいではないかと思うのである。
そうですね。法律のない所ではそのようになっているでしょうね。
>安全な食べ物のための法律であって、法律のための食べ物ではない。 >でもこう言うと、次のような異論が来るだろう。 >「提供されたワケあり無料シュークリームを食べた人々の中から、必ず『法律違反の無料シュークリームで食あたりした!企業を訴えるぞ!』という輩が出てくるだろう。 >そういうリスクをなくするためにも商品は 廃棄すべきじゃないのか」と。 >たしかに必ずそういう人はいる。 >でもこういう人間こそ、 法化が生んだモンスタークレーマーなのである。 >怪しいと思ったら食べなきゃいいし、これはいけると思ったら食べればいい。
そうですね。法律のない所ではそのようになっているでしょうね。アニマルも同じですね。
>飲食はつまるところ消費期限でなく自己判断によるのである。
昔は我々もそれでしたね。今でも野山に住むアニマルもそれですね。彼らに法律は不要ですね。今の我々にはどうかしら。
>ちなみに、私は冷蔵庫の中のいつの間にか消費期限が切れた食べ物でも、とりあえず臭いをかぎ、五感を働かせて食えるか否かを判断して(時には火を通して)食べているが、中毒になったことはない(※個人の見解です)。
そうですね。それは法律の及ばない所の話ですね。無法は理想になりますかね。
>法律は、社会に秩序をもたらすルールであるが、一方で法律に頼り過ぎることは人間の力を衰えさせる可能性がある。 >法律と人間・社会の理想的な関係は、一体どこにあるのだろうか?
人間が社会を作れば衝突を避けるためにルールが必要になる。その理想的な関係は構成員によって決められる。自業自得が理想でしょうね。
> 「あぶない法哲学」の思考は、ここから始まる。
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