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2025年07月17日(木) 

 

>デイリースポーツ   >堀江貴文氏、東洋大卒業生から「うちはFランではない」クレームメール続々と「どーでもええわ」   >デイリースポーツによるストーリー・   >13時間   

> 実業家のホリエモンこと、堀江貴文氏が16日、Xを更新。   

>東洋大卒業生から続々とクレームメールが来ていると明かした。   

> 堀江氏は「東洋大学の卒業生を名乗る者から続々と『うちはFランではない』クレームメールが来てるんだけど笑 どーでもええわ」とつぶやいた。   

> 堀江氏は、伊東市の田久保真紀市長が、東洋大卒業ではなく除籍だったニュースについて、SNSやYouTubeで、東洋大について言及。   

>「Fラン私大の学歴詐称なんかどーでもいいだろ」などと記し、一部から苦情が上がっていた。   

>「Fラン」とは「Fランク」の略。   

 

Fランクの実態はない。だがそれに関する激論はある。見栄と外聞に関するこだわりですね。   

わが国には「上と見るか・下と見るか」のこだわりが多過ぎる。それで苦労をする人が多いのではないか。   

日本人の悩みは「どーでもええわ」が人により「どーでもええわ」にならないこだわりにある。これは真理の探究には程遠い。   

 

日本語の文法には階称 (言葉遣い: hierarchy) というものがある。だから日本語を発想する場合には、‘上と見るか・下と見るか’ の世俗的な判断が欠かせない。上下判断 (序列判断) には、通常、勝負の成績が用いられる。近年では偏差値なども都合の良い資料として利用されている。だから難関出身者たちが日本社会で幅を利かせている。わが国が学歴社会であるというのも、実は序列社会の言い換えに過ぎない。だから、わが国の学歴社会は学問の発展には何ら貢献していないことを知っている必要がある。人間としての順位の比較は没個性的でなくてはならない。だから、我が国の序列競争の激しさは個性の育成には役だっていない。自己実現の妨げになっている。     

 

日本人の礼儀作法も、序列作法に基づいている。だから、序列社会の外に出たら序列なきところに礼儀なしになる。礼儀正しい日本人になる為には、世俗的な序列順位を心得ている必要がある。'人を見損なってはいけない' という想いが強迫観念の域に達していて、人々は堅苦しい日常生活を送っている。ため口を禁じられているので、相手と対等な立場でものをいう事ができない。人間が真に平等であるという実感を体験したことがない。こうした観念は天皇制・家元制度・やくざの一家の構造にまでつながっている。   

 

日本人は序列の存在を知れば、それが一も二も無く貴いものであると信ずる共通の序列メンタリティを有している。その程度は序列信仰の域に達している。日本人の尊敬は、序列社会の序列順位の単なる表現に過ぎないため、個人的精神的には意味がない。下々の衆は上々の衆の祟り (仕返し) を恐れて神妙にしている。上々が無哲学・能天気である事については、下々にとって何ら気になることではない。だから、日本人の尊敬と序列作法には浅薄さが付きまとう。   

 

日本人の政治家にも、政治哲学がない人が多い。だから、我々の未来社会の有様を相手に言って聞かせる術がない。それは非現実 (考え) の内容を盛り込むための構文が日本語に存在しないからである。序列人間は人間の序列を作っていて、上位の者 (先輩) と下位の者 (後輩) の間に自分を差し挟むことにより自分たちの存在をウチソト意識として確認し合っている。だから、自己の所属する序列に並々ならぬ帰属意識を持っていて義理 (序列関係から生じる個人的な義務) を果たすことに懸命になる。そして、かたい契りの義兄弟になる者もいる。無哲学と序列メンタリティの相乗作用により派閥政治は無くならない。周囲の序列仲間が自分たちの序列に対する貢献度を評価する。これにより自己の順位は上昇する可能性がある。個性に焦点を絞ることのない人間比較の叙勲は国体 (序列国家) に関する国民の意識を高めている。    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


閲覧数32 カテゴリアルバム コメント0 投稿日時2025/07/17 07:09
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